3日にテレビでマネーじゅくの活動が紹介されて、お問い合わせを頂いています。
約1時間の番組の中で異質でした。やっぱり。
教育は、教える順番を間違えないようにするのが大切だと思います。
子どもたちに興味があるのが「株」の売買なのでしょう。
銘柄選択から、企業の経営へと深く探っていく方法もあるのでしょうが、
それを小学生の低学年からも関心を持っていらっしゃる方がいるので驚きました。
セミナー後の質問でだったんです。
(お母さん)
私の子は1年生の男の子です。株の勉強をさせたいのですが、
私自身に知識がありません。どこで学べますか?
(わたし)
なぜ、株をさせたいのですか?教えたいと思うのですか?
(お母さん)
株をきっかけに、世の中にはいろんな会社があるのだと
興味を持ってもらえたらいいなと思って。
なるほど。
株の売買でお金持ちにさせたい、と返ってきたらどうしようと思ったのですが、ほっとしました。
ここでは、インターネットでバーチャルの株式売買の勉強ができるサイトがあることを伝え、絵本でも会社の仕組みが教えられること、
いろいろな企業があることは日々の生活で伝えられることなどもお話しました。
今の流れを真正面から否定しているのではありません。
お金に振り回されないように、「心」を育てる教育をしながら、金融、経済に興味を持たせれば、子どもたちは自分で学び始めると思っているのです。
学びたいときにはもういろいろなものが準備されているのも確かで、
基礎の基礎から、階段を登るように
1歩ずつ確実に教育をしていきたいという保護者の方たちへ
具体的なやり方
をお伝えしているのが私たち「マネーじゅく」だと思っています。
それでも、金融経済を興味深く感じ取ってもらうための次のステップも準備を始めていますし、
反対に、幼児期からのお金の教育が大事というのも強く強く感じているところですから
同時進行なんです。
一気に作り上げるために、仲間が必要です。
志を同じにする、地域で地道な活動を展開してくださる方たちが必要です。
「金銭教育」・・お金儲けの学習ではありません。貯金励行の教育でもありません。
自分の人生を切り開いていくために、お金をツールとして上手に使いこなせるようにまずは心を育てる教育です。
そして、金融経済の世界を知って、お金自体を働かせることも学んでいく。
親も振り返る必要がありますし、
親子で一緒に考え学ぶ場を作っているのも私たちの活動の特徴です。
パソコンに向かって株の売り買いは勉強できないけども、
コミュニケーションを大事にして
親が胸を張って後姿を見せながら、
子どもに生きていくことを教えることを大切にする活動なんです。
ご関心のある方は、静岡での研修へのご参加を検討してみてくださいね。
ワークショップと2日間の研修のプログラム ここ