今年の1月に関西の小学校の学年委員さんからメールを頂きました。
マネーじゅくで作っていますオリジナルのこづかい帳を
学年で購入を考えています、という内容でした。
学年は3年生。
そう、3年生の2学期に、学級懇談会で「そろそろこづかいを・・・」という話が出てくるところが多いのです。
本当に、こづかいをあげたりあげなかったり、それに金額もばらばらですね。
とっても会話しづらいお金の話です。
何が良い方法か、話せる方もいらっしゃらないでしょう。
親に文房具代金だけでいいから「こづかい」として現金を渡し、
やりくりを体験させて欲しいなあとお願いをしたい気持ちでいっぱいです。
こうして
学年全体ではじめて下さったら、アドバイスもやりやすくなります。
保護者向けにお手紙を書いたり、ご質問を受けたり、
懇談会にマネーじゅくメンバーがお伺いしたりできるかもしれない
なあと
思い描いてしまいました。
いいでしょ、そういうことができたら。
そんなことも考えながら、難しさもわかるんです。
今、親の生活設計も狂いだしていて、
生活支援を受ける方も増えてきていることでしょう。
子どものころ、生活保護を受けていたという方が
自分だけ、先生から学用品を買ってもらったり、
なんかみんなと違うけどなぜだろうと思ったと、話してくれました。
子どもたちには現物支給でしょうから、
自分の考えで、今買うか、後で買うか、遠くても安い店に行くか、
キャラクターの金額の高いものにするかなど・・・
いろいろ経験することもできないんでしょうネエ。
クローズで、今は経済的に厳しいけど・・・という家庭の子どもたちにも
こづかいゲームワークショップをやる機会を作りたいなと思い始めています。
やると決めたとして・・・、
そういう方たちにクローズでやる会をどうすれば伝えられるのか?
それも難問。
難しいこと山積みなんですけど、全国の子どもたちに早く伝えたいと思います。