本当は、おじいちゃんおばあちゃんにもお金の教育の大切さを理解してもらい、孫に与える金額や渡し方を考えてもらいたいものです。
でも、難しいことがほとんどです。
頼むことができれば、適切と思える金額などを伝えセーブしてもらえるように親が伝える努力も必要かもしれません。
せっかくもらえるものなのに・・・という親の気持ちもわからないわけではないのですけどね。
金額はさまざまでしょうけど、おじいちゃん、おばあちゃんがどんな気持ちでお年玉やこづかいをくれるのか、親としては子どもがわかるように話してあげたいものです。
時々、もらって当たり前の顔をしているケースを見ます。
感謝の気持ちがきちんと伝えることのできる子どもになってほしいですね。
そして、いただいたものをありがたく上手に使うことを教えましょう。
今使わなくてもいいのです。貯めて本当に欲しいものや必要なものに使うというのも方法です。
自分の将来のために金融機関に預けるという使い方です。ちょっと強引ですが。
貯める預金通帳を一緒に作りに行くのも子どもが喜びます。
もらったこづかいをどうしたかをいただいた方に報告するのもいいでしょう。
いつまでももらい続けることができないものの1つ。
有限である命にまで話が広がるとすばらしいのですが。
ずっとおじいちゃん、おばあちゃんの命があるわけではないよ、という意味です。
わが子の話が参考になるでしょうか。
小学1年生ではこういう話をしてもきょとんとしていました。
3年生でしたか、そんな話しないで、と涙ぐみました。
5年生の今、おじいちゃんとおばあちゃんからのこづかいは、しっかり考えて貯金をすることが多いようです。
自分でアルバイトで稼いだこづかいはすぐに使うのですけどね。
祖父母の気持ちは伝わっている、わが子を見てそう思います。
陣内 恭子