Q: 家事労働にアルバイト賃を与えているが、
それがいいのかどうかはまだ未解決です。
(42自営業・43その他)(小6男・小2男)
A: 考え方はいろいろで難しいですね。お手伝い(家事労働)は、
子どもが大人になって独立した時、できなくてはいけないことがほとんど。
それなら家族の役割として、こづかいと切り離してはいかがでしょう。
こづかいは金銭教育の教材です。
定額のこづかいでは買えなくらいに高額のものを買いたいと
子どもが考えているときに、
家事手伝い以外のアルバイトを期間限定で作るのもいいと思います。
例えば、靴磨きとか車の洗車、垣根きり、草取りなど。
がんばって働きますよ。ちょっとした労働体験でしょう。
お父さんの仕事の手伝いはどうですか?
何か作り出してあげるのも楽しいですし、欲しいものを手に入れて欲しいと
応援している親の気持ちを伝えることもできますね。
家事手伝いとこづかい額を関連付けることが悪いというのではなく、
すっきりしないのであれば切り離す、
一貫性を持って、きちんと家事の手伝いを見守り
こづかいを与えることのできる環境ならそれもいいということです。
陣内 恭子