2007年4月12日 日記。
最近、小学生のお母さんと普通の付き合いをしていて気付くことがいっぱい。
普通の付き合いっていうのは、講師としてアドバイスするような役割じゃあないってこと。
みなさん、お勉強にはとっても熱心。でもお金の話は・・・キライみたい。
こづかい額の話の一例。3年生300円。すぐに使ってしまから増やさない!!って。
300円だもん。すぐになくなるよなあ〜と思うんです。
カッカくる金額、不安になる金額じゃあないって思っちゃう。
決められた金額で何を買うか子どもに任せちゃっていいと思う。
もらったその日に使ってしまうことだって体験。
あとの残りの日々は我慢を覚えるだろうし。
使ってしまった後に、欲しがったら買ってあげるからいけないんだと思う。
どうでしょ。
特別に気を配ることは、最初に決めるところ。
金額となにを任せるか、そして親子でのルール決め。
こづかい帳を書く、不足しても買ってあげない、
困ったときにはどんな方法が残されているか、みたいな話があれば
特別に監視しておかなくっても、子どもはちゃんと考えて使うから。
子どもだって、考えがある。
友達と同じモノだって持ってみたいし、やってみたいし、食べてみたい、
まずは気が済む方法をとってあげたほうがいいのではないか?
と思うわけですよ。
子どもの性格っていろいろで、それを知らないまま制限して、
うちの子、お金に関心がないんです、物欲がないんですっ、使わないんですって
いわれるほうがちょっと怖い。
親元から離れて自由になったときが怖いなって思いますね。
子どもの性格を知っていたら声かけだって違うし、
子どもが自分の性格をきちんと知っていればそれなりに考えるんだけど。
子どものお金関係での考える力を奪っているのは親じゃあないかな。何度も言うけど。
陣内恭子