2007年4月4日&13日 静岡県 IさまとのQ&A 
「ほしいものリスト」
子供は【ニンテンドーDS】と書くかと思っていまいしたが、【ブロック】と書き、
今本当に欲しい物を書くんだな〜と思いました。

:遊びではなく、シミュレーションの役割にしたいので、
自分の欲しいものをどうすれば買えるか、
そういう意識に持っていくために書かせています。

ここで初めて、本当に欲しいものを知る保護者の方もいらっしゃいます。
ワークショップでは4000人以上の子どもたちに会ってきましたが、
何億円かの家だったり、高級車だったり、宇宙人だったり、
お母さんへのプレゼントの花100円だったりと

子どものその時点の幼さや優しさ、
金銭感覚が育っているとか育っていないとか
世の中の何に興味があるか?などが見えてきます。

それ(書いたもの)が自分の力で手に入るためにどうすればいいかな、って考える
きっかけ作りが大事ですね。


:「ポケモン人形が買えるようにしたい!」と子供が言いまして
早速赤いカードに書き込みました。
青いカードはどんなことを書けばいいのでしょうか?
アドバイスをお願いします。失敗系だとは思っていますが・・・

:赤、緑、青のカードはそれぞれ3枚フリーカードがあります。
青は身近なことで、お金が出て行くことを伝えるためのカードです。
いろんな体験を集めましょう。サイトでご紹介します。少しお待ちくださいね。


:> 理解できるようだったら、モノではなく、サービス
> を取り上げてもいいと思います。
【サービス】とは、具体的にどのようなことですか?

:赤いカード(消費カード)のサービスというのは、
目に見えないで受け取るものがありますが、幼児期には「切手」が使えました。

切手を郵便局で買ってその場で貼って出したのですが、買ったものは手元に残りません。
でも代わりに運んでくれるというサービスですねよ。それを説明します。

大人だと、マッサージに行ったり、エステで時間を過ごしたり、荷物を運んでもらったり
バス代や、駐車場代・・・いろいろありますね。

子どもたちが実際に経験している、サービスとして受けているものがあると
それをカードに書き込んでもいいと思います。

我が家は、小学2年生でこづかいで散髪に行くことをを任せましたので
それをゲームにするとすれば、赤いカードに書くことになります。
行くよ!理髪店 でしょうか(笑)。

指導を受けるよ! 試験を受けるよ!のような
子どもには大人の感覚よりもわかりにくい、
食べたり、手に取れるモノではない費用がかかっているものを意識して入れることも
いいのではないかと思います。


:小3の息子のこづかいは月400円なので
step4では1000円という額に私自身ためらっていました。
現実との額の違いに子供はどう感じるのかな?と・・・
息子は「すご〜い!こづかい1000円だって!!」
と普段手にしない額に興奮していましたが、ちゃんとゲームと捉えて楽しんでいました。

:大人も同じですが、
余裕のある金額でないと、やりくりの工夫ができないんですね。
余裕資金を貯金するか、消費するか、これも学習なので、
こづかい額アップで子どもたちの力を引き出して欲しいなあと思い
1000円の一桁大きい金額です。

貯金をし、こづかい帳から支出として出て行くこともこづかい練習帳の裏に書いています。

ゲーム上でも毎回の自分で決めた買い物が、
買ってどうだったかな?
そして、ひと月を振り返ってみるどうだったかな?と
考えることができるようになるといいなと願い、作りました。
参考になるといいのですが。


:このゲームは破産しない限り、何度も続けてもいいんですよね
子供が「欲しいものが買えるまで続けたい!」と言いましたので。
友達とやるときは、回数もいいけど時間で区切ってもいいのでしょうね。

:そうですね、夢中になってやっていると時間が過ぎてしまったりします。
子どもの集中力にも差があります。
1回が1ヶ月のイメージですから、1年12回までとか、1時間程度とか
やってみると自発的に区切りも出てくるかもしれませんね。
 

(少し編集しています。陣内恭子)

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
092-962-4384

マネーじゅくは、お金に関する生涯学習プログラムを提供し 社会貢献を目指す社会起業家の集まりです。わたしたちは、個々人の特性を生かしながらオリジナル教材を使い、地域に合わせたお金の教育活動をおこなっています。

生きる力 を お金、経済の視点からアプローチ。幼児期の子どもたちから大人まで広く奥の深い「お金の教育」を研究、提案、実践しています。

「金銭管理教育」「金融経済教育」「消費者教育」「キャリア教育」「特別支援教育」「家計管理」などの分野をプロデュースしたコンテンツを持ちます。
得意なことは学習ゲームを教材にしたワークショップ。
オリジナルプログラムは各方面から評価をいただいています。