2007年4月21日 岐阜県のS様よりご感想をいただきました。
 
こんにちは。おととい届きました。
 
目ざとく見つけたチビたちがそわそわしてるので、今日早速やってみました。
 
3年生にはちょうどおもしろかったみたいです。年長には訳がわからないので、おこづかい帳なしで更にカードだけだと現実味がないらしいので文房具やままごとの食材なんかを用意してやりました。
 
1と2ではだんだんつまらなくなるみたいで、4をやってみたのですが、これだとお金がなくならなくて・・・もう少し高額な品物もほしいなぁとか、あと、自分で買う選択ができるのはいいのですが、上の娘は「もったいないから」っていっこうに買わずに溜め込み専門で参りました。
 
買い物に連れて行く機会が少なくて体験不足なので、もっといろいろなパターンで試してみたいと思います。
 
楽しそうなのが何よりですね。ありがとうございました。
 
**********
 
陣内より返信
お子様のご様子、ありがとうございます。
 
小さい子ども用に、品物を準備!すごい。
 
子どもたちの性格が見えてくるんですよね。ため込む子どもたち、多いです。
 
自分の意思で使わない、たとえば、
何かが目標にあるから貯金をしているというのではなく
 
こづかいが減るのがいや、怖いというのもあるんですね。
 
まだ、子どもたちは自分の力でお金を得ることができませんから
その気持ちも大事にしながら
必要なものやサービスを手に入れるために
お金を得て、貯めて、使うのものなのだということ、
欲しいものも、買っていいことを感じ取らせる必要がありますね。
 
ゲームと、また実際の現金での買い物は違っていたりもします。
たとえば、ゲームだから買ってみたよ、
自分のこづかいだったら使わなかっただろう・・・
 
というような子どもたちの考えなども聞いていると
 
いろんなシミュレーションに挑戦させてみると、
子どもは自信をつけてくるなと思います。
 
バンバン買っていく子には、破産〜〜ゲームオーバーを体験させ、
お金には限りがあることも理解させていくこともできます。
 
Sさんが、子どもさんの気持ちを先読みできるようになりますから
欲しいものの値段を上げてみる、こづかい額も上げてみる
ゲームだから買ってみたら、と背中を押してあげるなどで
積極的に買い物に誘導してあげてください。
 
年長さん、カードが難しいですよね。
お金券のやり取りで、両替などを促していくと
 
最初は数が多いほうが大好き(千円でも100円10枚がいいという)だった子が
どんどん両替をしてお金の大きさが理解できるようになったり、
1円単位の補数が理解しやすくなったり
数だけではないさんすうのひきざんの力がしらないうちについていたりと
事例がいっぱいあります。
 
無理をせずに、過大に期待せずにやってほしいのですが、
知育にもちょっと貢献することだろうと思います。
 
 
楽しく遊んで、子どもさんたちに自信をつけさせてくださいね。
 
また、気になることがありましたらご遠慮なくメールくださいね。
 
メール、ありがとうございました。   陣内恭子
 
********
 
S様より返信
 
そうですね。こちらも誘導ということを考えながらやってみたいと思います。「家は貧乏だから、買えないよ」って育てすぎたのかもしれません・・・(笑)
 
お金がリアルでないので、硬貨は丸い方が子供もイメージしやすくて使いやすいなぁと思います。(コスト面もあるかと思いますが・・・)
 
たのしい教材をありがとうございます。長く使っていこうと思います。
 
*****
 
こうしてメール交換をしていると、お子さんたちのご様子が見えてきます。ゲームでの工夫を皆さんがしてくださるので、ゲームがどんどん進化していきます。
 
サイトからお買い求めいただきました方でご希望の方は、メールをお寄せくださいね。
遊び方の指導をしています。 
                    2007年4月22日 陣内恭子

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
092-962-4384

マネーじゅくは、お金に関する生涯学習プログラムを提供し 社会貢献を目指す社会起業家の集まりです。わたしたちは、個々人の特性を生かしながらオリジナル教材を使い、地域に合わせたお金の教育活動をおこなっています。

生きる力 を お金、経済の視点からアプローチ。幼児期の子どもたちから大人まで広く奥の深い「お金の教育」を研究、提案、実践しています。

「金銭管理教育」「金融経済教育」「消費者教育」「キャリア教育」「特別支援教育」「家計管理」などの分野をプロデュースしたコンテンツを持ちます。
得意なことは学習ゲームを教材にしたワークショップ。
オリジナルプログラムは各方面から評価をいただいています。