子どもたちにお金の教育をしていて、バーチャルのゲームで力がつくんですか?と、聞かれることがある。
初めのころは、やらないより、いいでしょう!と心の中で思っていた。
今、いろいろ試してみることのできるシミュレーションの力を強く感じているし、
遊びの世界だけではなく現金を使ったワークもはじめていて、補完しあえればいいんじゃあないか、と言えるようになった。
今日は、大阪のメンバーの荒川きみこさんが、幼稚園の年長さん22名と買い物体験ワークショップをやる。
荒川さんは、マネーじゅくの最初からのメンバー。ご自身の子どもたちは小さかったので、小学生を中心にしたマネーじゅくの活動は大変だったことだろう。
今、力をつけて、自分の子どもの年齢にあったワークを作り出していっているところ。
私自身も二男が小学1年生のときにゲームを開発して、自分の子どものレベルを感じながら作り出したので、そのころを思い出した。
現金で買い物をすることを入れたのは、2005年の高知県でのイベントだったかな。
買い物をする子どもたちが本当にかわいかった。
ゲームで学び、すぐに実際に現金で買い物をする。効果は大きいと思った。
今回の大阪は、先に買い物体験。10円券を10枚もって文房具などを買うそうだ。しっかり子ども、保護者のめあても決めてある。教育的。
準備している荒川さんのメールには、子どもたちがどの商品を選ぶのだろうか・・・ワクワクしますとある。
そう、私たちも楽しめる、だから続けていられるし、もっと楽しませたい、楽しみた
い、そういう気持ちになるから商品ができてくる。
いつまでもクリエイティブでありたい。
一緒に学んだ子どもたちと、今度は一緒にツール開発ができるといいだろうなあ。
どういう発想で商品ができていっているのか、ひらめきなんだけど、自分の思考回路をまとめてみたいなあと思う。
楽しいのがいい。