子どもの我慢する力に関しては、たくさん質問をいただきます。
 
親から見て、お菓子やジュース類から、カード、ゲーム関係など
子どもに買い与えたくないものがたくさんありますね。
 
ふと、それらは、どのくらい与えたくないものだろうか?と
考え込むことがありました。
 
ゲームやパソコンの子どもに与える悪影響の話を聞いたときです。 
体を張って子どもを守ろうとしている?」
という声が自分の中から
聞こえたのです。
すぐ、パソコンのゲームは使わせないように動き、
子どもは不満で、バトルが続いています。
 
子どもへの向き合い方を変えなければ、そのまま子どもは大きくなり
親元を離れていく、ご質問を聞きながらそんな思いになってしまいました。
 
子どものわがままに、親が、体を張って戦っているのだろうか?と
省みる機会を持たないと、
 
いつまでもどうすればいいのだろうと考えるだけで、
対処法は見つからないと思います。
 
戦うというとオーバーかもしれません。
子どもと戦うのではなく、子どもの持つわがままと戦い、
我慢する力を引き出していくために、
親として強い態度で真剣に向き合うことが大切なのだと考えます。
 
子どもにやさしいお父さん、お母さんが多いなと思います。
いい親でありたいですものね。
 
子どもから嫌な顔をされても、聞きたくない言葉を浴びせられても
「それはダメ」と言える強さは大切ではないでしょうか。
 
ある学校の先生の話。
毎日がとても忙しく、子どもが物をねだってきたときに、
相手をするのも疲れていて、お金がないわけでもないので
すぐに買い与えていた。
そして、ものわかりのいい親をしている気になっていた。 
 
でも、そうして育てた子どもたちが、物欲は一人前なのに就業意欲が
足りないようで、家にいて心配だ、ということでした。
 
日々の忙しさや、いい親をしていると感じる自己満足などで、
子どもたちの物欲への対処法を私たち親が放棄していないかな、と
思うわけです。
 
仕方なく買ってしまうという後ろめたさを持っているのなら、
子どもの言いなりではなく、家庭内で買う、買わないの判断基準を
ルール化し、両親そろって同じ方向性を持ち、
子どもの物欲に向き合ってみるといいのではないでしょうか。
 
子どもは親の姿勢を見ています。
強い親を見せる必要がある場面のように思いますが、いかがでしょう。
 
 
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