12月1日 大阪経済大学にて
NPOメッセin関西2007〜分野、セクター、国境を越え、社会デザインの可能性を探る
1日目だけの参加でしたが、非常に有益な時間を過ごしました。
現在は、あらゆる面での格差が大きくなっている。
社会のありようを探る共生事業、
くらしを支えあう金融を共に考えたい
という挨拶からスタート。
第一部は
ウマイ・クルスムさん[Ms.Ummay Qulsum](グラミン銀行 副総支配人)
の基調講演。
たくさんのスライドでの説明は分かりやすく、
日本の金融とは違う、金融が社会運動そのものなのだと
その意義を確認しました。
マネーゲームを行っている人もいるけど、
本当の金融とはこうあるべきなのではないか、
このグラミンバンクモデルが世界110カ国に広がっていることも聞き、
暖かい気持ちになり
子どもに共生のための金融を堂々と、しっかりと伝えていこうという気になった講演会でした。
第二部は2つのセミナーが同時に行われ、
グラミン銀行手法を社会に活かす 多重債務なき社会へのアプローチを探る
に参加し、こちらでも世界の消費者金融の現状を知るなど有意義でした。
私たちの国で金融が生活再建にどう役立つかを考える時期であり、
社会に向かって発言をしましょう!と言うことで終わり。
今後のキーワードは銀行。
銀行の個人融資が、消費者金融モデルのほうへ向くのか、
グラミン銀行モデルの方向へ向かうのか。
前者なら、銀行に個人が泣かされる世の中になる・・・
銀行の動きをしっかりと見ていきたいと思いました。
金銭教育を行う私には、視野を広げ子どもに何を伝えるべきかが確認できた
有意義な時間でした。 すばらしい会でした。