「経済教育授業」 プロデュース 陣内恭子
お金と世界とわたしの生活 『ねだんが変わるカレーやさん』
子どもたちへのお金の教育で、わたしの担当を簡単に表現すると
「金銭教育」「金融教育」「消費者教育」「キャリア教育」などいろいろ
な表現をされているものを‘横断的にプロデュース’し、ツールを制作すること。
家庭で体験を積ませながらしつけをし、
学校では集団での活動体験と知識を得て、
地域で様々な大人と労働とコミュニケーションをとる体験する、
そして、すべてが知恵となり日常をつくり、生きていく力を育み続ける
そういうイメージを持ち、求められる場でのプログラムを作っています。
小学校のお金の学習では、経済を入れ、世の中に興味を持たせる教育を提案します。
2007年11月、金融広報中央委員会の依頼で公開授業を受け持ち
新しいプログラムを紹介しました。紹介サイト
【テーマ】 お金と世界とわたしの生活 『ねだんが変わるカレーやさん』
【対象学年】 6年生 (5年生〜中学生を想定)
【必要時間数】45分1コマ (実際には2コマ以上必要)
【めあて】
■ものの価格のなりたちに関心を持ち、価格がかわる原因、理由を知る
■売り手の気持ちになって仕入れ、アピールの体験をし、買い手の行動
を確認する
■世界の経済の動きが、家計に関係することを知る
【ストーリー】
数チームに別れ、カレーライス店経営のシミュレーションゲーム。
食材の選定や人件費など6項目の価格決定要因があり、
選択、勝負などでチームごとに特徴が出る。
原材料費から販売価格を設定し、見学者に買ってもらうためにアピール。
実際に、お金券を使いながら、大人の厳しい目で、アピール、価格情報
などでの買いものをしてもらい、売れ残りなども体験し、振り返る。
予測、計画実践、選択、コミュニケーション能力を養うきっかけづくり
が可能で、「金融」部分をいれ、金融経済教育にもできるプラン。
パワーポイントを用いながら進行するので、
受講する児童生徒の学習指導要領にそって選択項目を組み立てたり、
地域情報、環境問題、時事問題を入れ込むことが可能であり、指導者の
メッセージをゲーム中に入れ込み、見学者を巻き込んで行う学習が特徴。
▼ 平成19年度 金融教育公開授業(全国リレー講座)
報告は後日/event/2007/07jugyo/">、「知るぽるとサイト」の富山の実施報告にアップ
※ 陣内の担当は、富山、和歌山、鹿児島の3か所
公開授業の見学者からのご質問に、児童に予測をさせ、購入数を考えさせる部分に関し、
「予測はつかないでしょう!」というものがありましたが、
ここが、実社会のまずは予測してみる(考えてみる、想定してみる)、
という作業に当たるのですが、
現在の教育は、できないと考え、答や何らかの設定を提示して
授業を進めておられるのではないか?と感じました。
先生たちには型にはめない内容をお見せしたつもりなのですが、
45分授業でしたので、子どもたちに対して、満足できるワークができて
いないことが申し訳なかったです。
考えながら学ぶだけではなく、
生き方のメッセージを入れ込んで作り込みます。
これが、陣内のプロデュースするワークの特徴であり、よさだと
自負しています。
マネーじゅくは、お金に関する生涯学習プログラムを提供し 社会貢献を目指す社会起業家の集まりです。わたしたちは、個々人の特性を生かしながらオリジナル教材を使い、地域に合わせたお金の教育活動をおこなっています。
生きる力 を お金、経済の視点からアプローチ。幼児期の子どもたちから大人まで広く奥の深い「お金の教育」を研究、提案、実践しています。
「金銭管理教育」「金融経済教育」「消費者教育」「キャリア教育」「特別支援教育」「家計管理」などの分野をプロデュースしたコンテンツを持ちます。
得意なことは学習ゲームを教材にしたワークショップ。
オリジナルプログラムは各方面から評価をいただいています。
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