演題 : 目指せ、感性ビジネス 女性脳の時代を生きる
講師 : (株)感性リサーチ 黒川伊保子氏
日時 : 2008年3月16日(日)
フジサンケイ・大和証券グループ女性起業家ビジネスコンテスト2007
(メールマガジン2008/3/18号に加筆)
生活に子育てに、関連ありそうかなというところをピックアップします。
健在意識は3%、少し前、こんな数字が出ていました。
人間は、脳の3%ほどしか使っていない・・・なんて話です。
これ、と〜んでもないんだそうです。97%は潜在意識!
つまり、脳の持ち主(一人ひとりの人間)が気付いていない無意識の感知、
無意識の行動がかなりを締めているってこと。
それから、私たちの脳には‘気分’があるんだそーですよ。
認識回路で分けると2つで、デジタル脳とアナログ脳。
デジタル脳とは コンピューターに近い、数値計算、損得勘定をする
アナログ脳とは 生きる力の根底にあるセンス
この2つは、同時同質には働かないということで、世間でいう
【頭のいい人】は、この2つの回路のスイッチの切り替えが早い人。
ここ、実感します。私の頭のいい人像も切り替えが早い人です。
デジタル脳優位なデジタル気分とアナログ脳優位なアナログ気分があり、
女性脳はアナログ気分になりやすく、男性脳はデジタル気分になりやすい。
やっぱり、男性脳、女性脳は違っているって話を恋愛関係をからめて
おもしろくまとめてくださっていましたが、ここではまじめに。
男性脳を一言で表現すると、‘鈍感力’
感じた言葉を表現することが苦手な男性脳は、
今日のできごとや考えを整理するのに、「ぼうっとする時間が必要」
女性脳を一言で表現すると、‘共感’
経緯から話す。結論から話すのが不得手。
講演中にあった事例を1つ 「男児を育てているお母さん」へ
場面 : 汚れた靴下が置きっぱなし
「ほら、洗濯場にもって行きなさい。それから体操服は?
あ、そうそう、柔道着出している?
去年の夏、水着出してなくってカビちゃってたでしょう・・もう・・」
男性脳は、こんなに言われたら処理できません。
次の日、また靴下が置きっぱなしになります。だから、
男性脳のせいだから。理解して 1つずつ言うこと!
そして、すっごく疑問に思っていたことが解けたのですが
昔の原油価格高騰ってトイレットペーパーの買占めがありました。
今回の原油価格高騰ではありません。なぜ?
これは、大衆のブレインサイクル(脳科学のアナログ期、デジタル期)
で、説明があっていました。28年周期で世の中の気分が変わっていて、
1999年からアナログ気分に変わっているから。
同じ事象も大衆心理は異なっているとのこと。
サバイバルに駆られるデジタル期〜オイルショック
人間の尊さを信じるアナログ期〜愚痴程度
「いつまでも化石燃料に頼れないね、ガソリン高くて困るよね」
本当だ〜と感動しました。
このアナログ期、労働意欲に大きく影響があり、誰かが何かしてくれる、
と思っているようです。大衆の脳は。困りましたなーーーー。
まとめは「生きる力」の話でした。
生きる力はアナログ回路系♪ 2つの力が必要!
発見力 〜 他者に幸福を提供するために、自分にできることを探す力
開発力 〜 一時的ではなく、まわり続ける「幸福の仕組み」を作る力
と〜ってもおもしろかったのと、
子どもの金銭教育はこのままアナログで通す!なんて確認して
帰ってきたのでした。
ぜひ、黒川さんの講演をなまで聞いてください。
内容は男性脳、はなし方は女性脳をフルに使って?なので、
女性は大笑い。男性向けの話でしたらまた違う内容なのでしょう。
それも聞いてみたいです。
報告、おわり。