福岡に、グリーンコープ生協の共同体の本部があります。
14の生協が力を合わせている団体なのですが、その中の1つ、 グリーンコープ生協ふくおかに置かれている生活再生事業が、
福岡県の委託事業になり、多重債務の相談業務が大忙し状態になっています。
▼ グリーンコープ生協ふくおか生活再生事業
代表の陣内が、この柱の1つ 金銭教育事業で関わっています
▼ 多重債務で県と直接のコラボレーション
県が直接、多重債務の相談に委託を決めたのは全国で初めてだそうです。
※東京都は、社会福祉協議会が委託先を選ぶ形をとっているそうなので
4月後半、福岡県知事の定例記者会見やNHKのテレビで放送されたために、
この相談コーナーに、1週間で500件の電話相談が寄せられたということでした。
相談をしてこられるのは、困っている方です。そうならないために、
生協の組合員を対象に家計や暮らし方を見直す提案活動を行う
ワーカーズが立ち上がりました。名前は家計とくらしのワーカーズ円縁(えんえん)
5月8日、盛大に手作りのとってもいい設立総会がありました。
円縁は、家計簿を見てアドバイスをするというスタンスではなく、
組合員自身が、自分で家計の見直しができるようになってもらうための
アドバイスをする方たちです。
誰かにアドバイスをもらって動くのではなく、自分の頭で考え動けるよう
になることが大切ですからね。
家計簿をつける学習グループも各地に作っていくとのことで、
わたしも家計簿の監修で関わらせていただきました。
生活者の視点、それもとても視野の広い生協活動をしてこられている方たちの
集まりなので、とっても期待しています。
夫でも妻でもいいけど、家計管理のプロが必要。
一人で担うのではなく 夫婦でやるためには、やっぱり家計簿など
数字が共有できるものが必要だなと改めて確認し直したところです。
生活再生事業の相談の事例をいくつか聞きました。年収と関係ないんですよね。
どんなひとにも起こりうるお金のトラブル関係。
他人事と考えていてはいけないですね。