Q 貯金ができる子どもになってほしいのですが、小学生、中学生でどんなことができるでしょうか。

A 冊子「悩み解決!こづかいQ&A」 (戸田節子著)の質問39にも載っていますが、貯金箱貯金と金融機関の子どもの通帳作成で習慣作りができますのでお勧めします。

まず、子どもたちに渡す定額のこづかいを、貯金分として上乗せした額て渡します。それは、貯金箱貯金ができるようにするためのもので、そこにお金がたまってきたら一緒に近くの金融機関に行って、子どもが自分で管理する口座を開くのです。入金はATMを使い通帳でできます。硬貨でも可能なATMが多いはずですから、毎月100円とか500円とかでもいいわけです。

引き出すときは、保護者が同行して窓口で。やり取りをすることにも慣れさせていきます。子どもたちは、銀行の仕事を垣間見ることになりますから、ここでいろんなことが教えられると実践教育です。利子や税金も知ることになります。

代表の陣内の二男は、小学2年生で郵便局に貯金通帳を作りに行きました。出し入れの回数は多くはありませんでしたが、祖父母からいただく臨時のこづかいをため、自転車などの大きな金額の買い物のとき引き出すというような金融機関の利用をしています。中学1年生になった時点でキャッシュカードをつくりました。こづかいも私が通帳に入れ、必要なときに必要なだけ引き出すようになっています。

中学生になると本当に忙しくなり、お金の教育をするという感じではありません。

できれば小学生でこづかいを使って、管理と貯金、こづかい帳記帳を生活の中の習慣になるように始めてほしいと思っています。これは7年間の実践からの提案です。

小学生はまだ早いと言われる保護者が多いのですが、子どもが素直に行動に移してくれるときがやりやすく、早くから経済、金融を知っていて何も悪いことはありません。ぜひ、小学生で金融機関を使った金融教育のはじめの一歩をスタートさせてください。 

 

保護者誰もが、やり方がわかるか?というと何をどう説明すればいいのかがわかっていないことも多いので、冊子を作りました。

「親子で挑戦¥はじめての金融」というワークブックです。同時に、「お金がたまる管理帳」(こづかい帳)も作っていますので、教え方がわからない方は活用ください。

ゆうちょ銀行バージョンは完成しており、一般銀行バージョンと「お金がたまる管理帳」は2009年1月末完成。販売は、マネーじゅくサイト、生協の共同購入、講演会やワークショップの場などになります。

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マネーじゅくは、お金に関する生涯学習プログラムを提供し 社会貢献を目指す社会起業家の集まりです。わたしたちは、個々人の特性を生かしながらオリジナル教材を使い、地域に合わせたお金の教育活動をおこなっています。

生きる力 を お金、経済の視点からアプローチ。幼児期の子どもたちから大人まで広く奥の深い「お金の教育」を研究、提案、実践しています。

「金銭管理教育」「金融経済教育」「消費者教育」「キャリア教育」「特別支援教育」「家計管理」などの分野をプロデュースしたコンテンツを持ちます。
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