特別支援教育のなかの、自立やお金に関する教育を考えている。支援を必要とする子どもたちに当てはめようとシミュレーションすると、特徴が浮かび思考が360度(オーバー過ぎる)拡散していく。
こういうときは基本に戻りたい。わが子に、何才くらいまでにどうなっていてほしいのか、どのような行動をとるようになってもらいたいのか? 着地点を見据えてからお金を使った生活体験を設計すればいい。
私の場合、スタート時点でそういう発想はなく金銭教育活動を始めてしまったが、わが子には漠然と「社会人になったときに自立でき、自分を律する強い心を持ってもらいたい」と思っていた。
今、普通の生活レベルに育つ子どものお金の教育の段階は指標のようなものはできているが、いろいろな特性を持つ子どもたちには、保護者の気持ちを聞かないと・・・・。これからこれから。でも急がないと。子どもはどんどん大きくなっちゃう。
幸せになるために生まれてきたんだもんなあ、みんな。世の中の環境がめまぐるしく変わろうとも、自分の力で生きていく力を、どの子どもにも身につかせたいなあ。
経済環境がよくないと、子どもの教育費捻出も大変なはず。事実、高校の授業料の滞納が増えているとのこと。
こづかいを使って金銭管理能力を磨いたり、多めのこづかいで身の回りのものを自分で選んで生活体験をさせるというのは、親がこづかいを渡せる環境でのこと。低所得者の子どもの金銭教育や、手がつけれていない施設にいる子どもたちのお金の教育関係も気になっている。
やらねばならないことが湧き出てくる感じ。1つ1つ、作り上げなくては。