2年前に制作したワークショップ「経済教育 ねだんが変わるカレーやさん」。
地域活動、学校の授業と展開を広げていくことにした。カレーやさんは子ども受けするためのもので、これからいろんなお店が出てくる。

経済教育というと、マクロの経済を連想されそうで 生活経済教育 ということにした。視点は、普通の生活者。そして親。ここにはこだわりたい。日常生活の中で親が子供に伝えていくことができる目線。
目指すは人間らしく生きていくのに必要な
バランス感覚。経済学の視点が入る事が望ましい。

今回、姫路の消費者センターで行ったワークは、金融基礎を入れてみた。ワークショップの後、金融機関の見学が入っていたから。

ファイナンシャルプランナーと話していて感じることがある。多くはやっぱり売り手目線。資産運用だけではなくライフプランを語っても、買い手側の消費者目線は持っておられるのだけど、生活者目線が少ない

この微妙な消費者目線と生活者目線の違い。日常の生活すべてを見ると、金融って少し。でもそればかり考えていると金融がものすごく大きなウエイトで思考の中に入り込んでしまっている。保険の方たちも同じ。仕方なさそう。

昔、病院に勤めていたときは病気や健康のことばかり意識していた。入ってくる情報も専門的なことに目が留まるし、今思えば、「今やっている生活者の普通の経済」って「それ何?」の世界で生きていた。

多くの人の視点は偏っているのかも。

昔、生活協同組合で活動している人たちを見て、食を語るのにまったくお金のことが出てこなくて、変〜〜〜〜って思っていた。
でも、今は、生活を語るときにはお金の話もちゃんと出てくる。

経済が出てくるともっと腑に落ちると思うのだけど。 

今後、地道に、生協と行政と学校で生活経済教育を続けたい。

もしも、1億円を持たせてクイズで終わってこれでいいのか?と振り返っている金融機関さんがおられるなら、ずっとずっと中身が濃いものが提供可能。意識の高いところと一緒にやれたらいいな、とは思っている。

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マネーじゅくは、お金に関する生涯学習プログラムを提供し 社会貢献を目指す社会起業家の集まりです。わたしたちは、個々人の特性を生かしながらオリジナル教材を使い、地域に合わせたお金の教育活動をおこなっています。

生きる力 を お金、経済の視点からアプローチ。幼児期の子どもたちから大人まで広く奥の深い「お金の教育」を研究、提案、実践しています。

「金銭管理教育」「金融経済教育」「消費者教育」「キャリア教育」「特別支援教育」「家計管理」などの分野をプロデュースしたコンテンツを持ちます。
得意なことは学習ゲームを教材にしたワークショップ。
オリジナルプログラムは各方面から評価をいただいています。