今年の夏は、7月中旬から忙しく、8月の二男の長崎への平和サイクリングに付き添い、実家に戻ったこと以外は仕事中心の生活。
9月は月の半分を自宅外で過ごし、10月にはいってやっと普通の生活を取り戻した感じ。また10月の4週目から目いっぱい。今は、つかの間の準備期間。
フランスでは金融教育の中に、しっかり「融資のリスク」がはいっていた。しかし、融資を行っている金融機関が、融資のリスクを金融教育としてきちんと行っていない様子も聞いてきた。
ここをきちんと伝える教育は、金融機関とは関係のないわたしたちが、もっと積極的にやらなければいけないのだと考えている。
とりあえず、1冊だけ作り上げている はじめての金融 の続編 を完成させて、ワークショップで展開をしようと思う。
3 部作は銀行と上手に付き合いながら金融を感じ、学んでいこうというもの。
1が口座の開設と貯金。2が送金などの為替。3が融資。ゆうちょ銀行とほかの銀行で口座を作るときやキャッシュカードにつける機能の違いが大きいので別の冊子で展開している。
この冊子が、お金をためるこづかいノートとともにちょっと人気♪ 保護者は、お金をためる習慣をつけさせたいと強く思っているのだなあとご注文のコメントなどを見て思う。
銀行に自分でお金を預けたこともない児童生徒に借り入れや金融のリスクを教えて実感がわくものだろうか?と思う。お金の教育は、金銭管理から金融や経済の学習、までスモールステップで進めていくべきと考える。
わが子は小学2年生で自分のこづかいをつかって自分自身の通帳を作り、こづかいの預け入れを繰り返してきている。中学生の今はこづかいを通帳にいれ、出し入れはキャッシュカードを任せているので自分で考えて行っている。
子どもを信じてこづかい制度をはじめ、子どもの性格を読み取りながら、お金の教育をスモールステップで進めていけば、意識しなくても金融教育になる。
その手順書として早く 金融教育の3 部作を完成させなくてはと思う。年内、お休みは取れそうにないなあ。
▼ はじめての金融 と お金をためるこづかいノート