2010年3月7日(日)
生ごみが教えてくれた地球のひみつ 生ごみリサイクルで元気人間作り!!
講師 吉田俊道氏 サイト 生ごみリサイクル元気野菜&元気人間づくり
ファイナンシャルプランナーになりたてのころ、家計管理のコラムには、家計改善や生き方提案に「地球に優しい生活! 」なんて書いていたけど、それってあたりまえの生き方だと感じ、言わなくなっていたことを思い出した。
いいことは生活にも仕事にも取り入れ積極的に発信、そして受信。これを意識しておかないと命にかかわる本物の大切な情報は入ってこないね、きっと。 お金にかかわる情報収集をする人は多いけど、命を意識していないから情報が入ってこない人が多いのかも。
数年前、筑紫野市の家庭教育学級全部の集まりで講演を聞いた。それが、佐世保を中心に全国にメッセージを伝え続けている 大地といのちの会 の中尾慶子氏の話で、その頃からコンポストを再開して生ごみを出さない生活を心がけてきた。吉田氏はここの会の代表。内容の一部は知っていること、実践していることだったが、大事なことをもうひとつ理解した。
「クレームは発信するが、いいことは言わないでしょ。日本人は言わないことを美徳としている。こんなにいい話があっても自分だけで来る、知り合いを連れてこない、よかったと新聞などに投稿もしない・・・」みたいな、笑いの中に、参加者に行動を起こそう、生き方を変えようというメッセージがたくさん入った講演内容だった。
わたしも同じ気持ち。関心のある方だけの参加でそこから広がらないことって多く、どうするといいのかなあと考えることもしばしば。講師が、行政や学校の上になったらクレームで動けなくなるから、地域で一人ひとりが声を上げ、動かなくちゃ変わらないといわれた。 これも共感。
「生ごみを出すなんてもったいない、馬鹿みたい!」 これならわたしも自分の活動の中に入れていける。
今回の講演会、当日の手伝いをして8時間近く、主催者や講師と時間をともにしたのだが、自分の関心が高くないと行動には移さないのだと、自分を振り返って気づかされることが多かった。すでに生ごみを出さない生活に変えているが、それを人には言わないし、勧めていない。これって、今回の講師にしてみれば歯がゆいことだろう。、
金銭教育で見れば、私自身が壁を感じている伝染力(というのか?)のなさ。大きな課題。他人の子どものことは関心がない人が多いんだよなあ〜、と嘆いているうちは広がらないね。行動、行動!