2010年4月8日 (木)
金銭教育とか金融教育というと、何かを教えようと思う大人が多いのだが、わたしは、子ども自身に自分で考えさせて、大人は見守りができる環境を作る仕組みづくりを提案している。
金融機関に‘子どもたちを見守り成長を促す顧客サービス’をやってくれないだろうか、と期待している。子どもの金融を知るはじめの一歩として、自分のこづかいやお年玉などの臨時収入を管理するための通帳作りをさせるように保護者にお勧めしている。これは、親が作ってあげない、子ども自身が自分で作ることがポイント。口座を開くのは、子どもが自分で行ける家から近い、地域貢献を考えている金融機関がいい。
しかし、これまでの感触は、子どもの管理する口座は、金額は小さいことが多いし、借り入れをするわけでもないし、収益につながらないし、・・・で、関心を持って取り組んでもらうことは難しいのかもしれないと感じる。
ゲームツールを使って、親子でこづかい管理の体験をしてもらうワークショップの教室を企画しているが、やっと金融機関にやってもらいたい金融教育のワークを作った。
自分で作って、自分の成長の記録が印字で残っている通帳(口座)は愛着がある。大人になっても使い続けることが多いはずなんだけどなあ。金融機関は関心ないかなあ。保護者の反応はいいのだけど。
この夏、コラボできるところを探す段階。積極的に金融機関に声をかけてみようと思っている。