3月11日午前は二男の中学校の卒業式だった。3年生はとても落ち着いていた。そして送る2年生もきびきびとした動きでいい式だったと思う。

ブルーインパルスが翌日の新幹線開業でのイベントのためのテスト飛行から帰っていくところを見て、夫と私と二男と3人、のんびりな会話を交わしながらの帰途だった。

午後、3月、4月にワークショップを企画していた仙台の仲間 にガンバレメールを送りしばらくしたころ大震災。非常にびっくりした。すぐに東京に住む長男から 「4年前、福岡で起きた地震の何倍も大きな揺れで非常に怖かった。でも大丈夫」という電話に、「余震に気をつけて」ときった後、今回の被害の大きさがわかりだした。その頃からもう長男にも電話がつながらなくなった。その後も 「僕は大丈夫」 コールをしてくれるで、心配は東北に住む仲間たち、仕事でお世話になった生協などに集中した。

盛岡の仲間は翌日メールをくれて、仙台の仲間も実家に身を寄せていて家族全員無事と。もうひとり、大丈夫だろうか。

きっと宮城の生協は大変なことになっているだろうし、関東の生協も・・・。

私自身、動きが止まってしまってこれではいけないと、勉強会などに参加。新しくFacebookに参加し、ここを含め、ネット関係から入ってくる情報にものすごく助けられた。西日本にいる私たちが、震災の被害を受けた方たちの命を守るためにやらなくてはいけないこと、やってはいけないこと、そして一人ひとりが、普通の生活をすることの大切さなどだ。

福岡では商品を共同購入で扱ってもらっているグリーンコープ生協が月曜日には10トントラックで東北に向かい、今週の共同購入では寄付金の案内が回ってきた。すごく早かった。寄付などでしか動けない身には、関係しているところがすぐに動いてくれていることが頼もしかった。

今日は、地域の老人会の定例会だった。私は民生委員なので準会員として参加。普通に生活をされている方が多いようで安心したが、震災の寄付にもなるといって、貴金属の押し買いで回ってくる人たちが増えていることを聞いた。ひどい人たちがいるものだ。時間を見つけて地域を回らなくては、と思う。

福島第一原発。最悪のシナリオは脱しそうだと聞く。脱原発を訴えてきたのだが、今は、命がけの人たちに心から感謝し見守りたい。ただ、これを機会に脱原発へと舵を切ってほしいと思う。

■田中優×小林武史 緊急会議「今だからこそできる話がある 」
http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110318_4983.php

■足元にある”核 “を見つめて
映画『六ヶ所村ラプソディー』で、村の人々が置かれた現実を描き出した、
ドキュメンタリー映画監督の鎌仲ひとみさん
http://www.magazine9.jp/interv/kamanaka/kamanaka.php

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