2011年7月2日(土)
3週間後、マネーじゅくのこづかいゲームを教材にした金銭教育で、新しいワークを2つ企画。 募集を始めている。
2002年に製作したこづかいゲームはキャッシュフロー表を使ったゲーム性が高いもので、今考えると、小学生高学年向き。低学年も行っていたが、遊び感覚で終わってしまったことも多かったのではないだろうか。1回きりのワークで金銭感覚が身につくわけでもなく、授業研究などを行いながら新たな教材としてこづかいゲームの開発を続けてきた。
45分の授業でこづかい帳が書け、自分で選択することを体験するなど、めあてを絞りこづかい帳のワークシートの工夫も続けてきている。
今回は、幼児からこづかい制度スタートの具体的な提案と、こづかい制度で貯蓄の習慣づけをする中級講座を行う。
子どものこづかいを馬鹿にすることなかれ。家庭における金銭管理教育の一番の学習教材なのだから。 気をつけてほしいのは、こづかいを渡せば子どもがお金と上手に付き合えるようになるわけではないことを理解してこづかい制度をはじめてほしいこと。
マネーじゅくの講座への参加が一番いいとが、各地で行う講座に参加できない地域の方は、この夏休みに、親が冊子で学び、ゲーム教材で親子シミュレーションをするのも有効ではないかと思う。
初代のゲームを開発した2002年頃といえば、こづかいゲームを作っている人や団体はいなかったこともあり、全国に広がった。2004年に指導者の集まりであるマネーじゅくを作ったが、その当時のメンバーも集まる。7月23日の新しいワークは北海道から九州までの13名で運営する予定。