2010年4月30日(金)

世の中はゴールデンウイークの話で盛り上がっても、我が家は関係なし。子どもの部活動が続くから。なんと5月5日だけお休みだそう。7月の中体連での好成績を目指しがんばっているから私たち親も我慢。指導いただく先生には頭が下がる。

昨日のテレビで海外旅行に出かける小学生を見て、子どもが「あいつの学校休みなん?」と。「休みのこともあれば、お休みしていくこともあるのかな」と答えると子どもは「信じられん」と。

小学生の時は、学校を休ませて出張に連れて行き、仕事先の小学校に1日編入させてもらったりしていたが、今は仕事にはついてこなくなっているし、何よりも行かなくてはいけないものは行く真面目な性格に育ったみたいだ。

ゆっくりの連休、自給用の野菜の世話、堆肥作りに精を出し、台所でいろいろ作る予定。最近気づいたが、料理に打ち込むとアイディアがたくさん出てくる。

何かのメルマガで読んだが、‘作り出すもの’‘生まれてくるもの’があり、生まれてくるものに合理性を求めてはいけないと。なるほどわかる気がする。

私の金銭教育のツールは、庭と台所で生まれてきているかもしれない。

幼児や特別支援が必要な知的なしょうがいを持っている子どもたち用に、新しくこづかいゲームを思いついているので、このお休み中に完成させようと思う。

2010年4月24日 (土)

第8回九州青年塾セミナー [ 子どもを育てる授業づくり・学級づくり ]

 講師 鈴木健二氏(宮崎県効率小学校校長)       菊池省三氏(北九州市立小学校教諭)

お二人の講義、模擬授業を中心に、若手教師のミニ模擬授業など盛りだくさん。
鈴木氏は、冒頭「教えられて身につけたことはたいしたことはない」ときっぱり。
今ははっきりこれがわかる。受ける教育ではなく、自ら学び続ける学習で力がつく。
2コマは、目からうろこが落ち、感動し、ヒント満載であった。

鈴木氏は、校長の仕事をこなしながら、若手の育成のためにもがんばっておられる。 各地で行う話は、同じものはないそうだ。時間が許せばほかの地でも学びたい内容だった。

菊池氏は、学級作りのコツやコミュニケーション能力をアップさせる技をたくさん見せてくださった。授業の経験も少ないし、学級作りをしたこともないので、メモを見ながら思い出すが、あんなにたくさん学んだはずなのに・・・身についていなかった。

本を買い込んできた。自分のワークショップに取り入れることのできる技を探しているところ。

実践を本にしておられる先生が多い。 編集なども参考にさせてもらおうおと思っている。

2010年4月23日(金)

昨日は中学3年生の二男の家庭訪問日。先生は即、「どこの高校を受けたいのだった?」と。

学校からあまり情報はもらっていない状態。子どもはネットで調べてみたり、先輩から聞いていくつか選んでいる。

「将来は何をしたいの?」と先生。 はっきり答えられない二男。私の気持ちは複雑。

私から、「アルバイトができる高校の情報をお持ちですか?いろいろな職業体験をさせたいのですが」

先生「ほとんどないと思います。個別に調べてもらわなくては」と。

子どもの学年は、昨年秋の新型インフルエンザの影響で職場体験をしていない。私の仕事の手伝いはいやだそうだし、職場体験とはいいがたい。

ホテルや旅館業の職業紹介所の方から話を聞いたのだが、大学生などの履歴書に書いてある高校生のときのアルバイトは ‘地元のスーパー’とかくらいだそう。

中学生の今でもしっかり働ける。どこまでできるか、どんな力を持っているのか、何がすきか、お金と別の‘労働=仕事を稼ぐ’体験を、わが子にやらせてみたいのだけどなぁ。

2010年4月11日(日)

毎月第2日曜日は、地域の新聞や本、ダンボールなどの紙類と燃えないごみの分別回収日。この日を逃すとたくさんたまって大変なことになる。

多くをこの日に出し、燃えるごみは月に3回程度町の袋で出す。生ごみはないのでほとんどが回収してもらえない紙ごみ。減らせていないこの紙ごみ・・・。何かよい方法はないだろうか。

これまでコンポストを使って生ごみの処理をしてきていたのだが、先月、「竹パウダー」というのを知って楽しみながら両方で生ごみを出さない生活をしている。出張時以外は竹パウダーに生ごみを混ぜ込んでスコップでよ〜く混ぜている。地球にちょっとでも優しく・・・って思うと続く。

かつ、もうすぐ野菜作りが始まるのでできる堆肥、これ非常に楽しみ。竹パウダーで野菜が甘くなると聞いているので、今は、いちごにを使っている。本当に甘くなるかなー。

もうひとつ、備長炭と塩を使って洗濯をしはじめた。炭と塩という思いもかけないもので汚れを落とすことができると聞いてこれはやってみないと!と思って。炭の吸着効果と塩の殺菌・漂白効果、この働きによって日常的な洗濯物はこの方法でほとんど大丈夫・・・とのことで、続けているが、今のところ問題なし。環境には石鹸も使わないほうがいいよなあ、と思っていたこともあり、◎。

まだまだ情報を集めて、もっと安心なやさしい生き方がしたいもんだなあと思う。

2010年4月8日 (木)

金銭教育とか金融教育というと、何かを教えようと思う大人が多いのだが、わたしは、子ども自身に自分で考えさせて、大人は見守りができる環境を作る仕組みづくりを提案している。

金融機関に‘子どもたちを見守り成長を促す顧客サービス’をやってくれないだろうか、と期待している。子どもの金融を知るはじめの一歩として、自分のこづかいやお年玉などの臨時収入を管理するための通帳作りをさせるように保護者にお勧めしている。これは、親が作ってあげない、子ども自身が自分で作ることがポイント。口座を開くのは、子どもが自分で行ける家から近い、地域貢献を考えている金融機関がいい。

しかし、これまでの感触は、子どもの管理する口座は、金額は小さいことが多いし、借り入れをするわけでもないし、収益につながらないし、・・・で、関心を持って取り組んでもらうことは難しいのかもしれないと感じる。

ゲームツールを使って、親子でこづかい管理の体験をしてもらうワークショップの教室を企画しているが、やっと金融機関にやってもらいたい金融教育のワークを作った

自分で作って、自分の成長の記録が印字で残っている通帳(口座)は愛着がある。大人になっても使い続けることが多いはずなんだけどなあ。金融機関は関心ないかなあ。保護者の反応はいいのだけど。

この夏、コラボできるところを探す段階。積極的に金融機関に声をかけてみようと思っている。

2010年3月20日(土)

授業づくりネットワーク2010春
技術と省察の教師力の探求 4月からの授業づくり・学級づくりを考えよう!

に参加してきた。

どの発表者もすばらしく、先生たちのがんばりにほっとしたし、嬉しかったし、すべての教師がこうであるといいなあなんて思いながら、しっかり聞いて感じて書きとめてきた!

お笑いのM1グランプリにヒントを得て、ミニネタでグランプリを決めておられるようだ。

今回の7分間でのミニ授業 Mini1から学ぶは 3本見せてもらった。

①漢字リピートの授業、②わからないときどうしたらいいかを子どもたちに伝える授業、③大切にしてほしいこととして「仲間の力」を伝える授業があり

マネーじゅくのワークショップに参考にさせてもらおうと思うものがあった。

説明のなかで 授業の評価の説明をされた。

1 楽しく過ごしたか  2 受けた後で向上があったか  3 他の授業によい影響があったか  4 人類に貢献したか(何か寄与しているか)  だそうだ。

午後は、特別支援教育の教材を見せてもらい、指導法を体験させてもらった。特別支援教育の本も出している先生たちで、少し交流ができた。学校で教えているものの多くは算数をベースにした金銭教育。ここに道徳の金銭教育が自然な形で入るといいと思う。

最後はライティングワークショップの説明を受け、授業の様子のビデオも見た。子どもたちは力らがあるのに、これまで決めるチャンスがなかったと講師の先生が言われたが、本当にそうだと思う。わたしの金銭教育からの視点では、選択力を磨くチャンスを奪っているとさえ思う。

この先生も本物の活動にこだわりを持っておられたが、何かを暗記して答えていい成績が取れるという力ではなく、日々役立つこと、社会にでても役立つことがいっぱい。

このクラスの子どもたちは力がつくだろうなとうらやましく思った。

1年間ずっと育ちを見れる教師ではないので、一期一会でどう伝えることができるか、そんなワークを作っているから同じようにはいかないがこの先生にも学ぶことが多かった。

夏は8月に京都であるそうだ。

2010年3月19日(金)

 「多重債務問題と生活再生支援のこれから 〜 フランスの先進事例から学んだこと 〜

グリーンコープ生協ふくおか主催の報告会が、東京都港区田町の女性と仕事の未来館であり、忙しい年度末、それも金曜日なのに140名のご参加があり無事に終了。

報告者として1部に参加。教育部門からの問題解決アプローチが担当だったので、フランスの国家資格CESFと金融教育の実際をまとめて発表してきた。 フランスの金融教育は、米・英に影響される前の日本に似ているのではないかと思ったが、アクティビティが見れなかったので本当のところどうなのか情報がほしいなあとは思う。CESFは、家計相談に乗れる人を育成するために今後日本に導入したらいいと思える履修内容だった。参考になるとアピールした。

2部は、グリーンコープ生協ふくおかの生活再生相談室の相談員による劇団の相談の様子を面白く見て参考になった。

報告書とファイナンシャルプランナーが用いるキャッシュフロー表が、聞き取りした家計表から月単位で表示されるエクセルファイルつきで1000円。すごく安い!

厚生労働省からの助成もあったので福岡と東京で報告会を決めたのだけど、このように報告会までするのは非常に珍しいのだそうだ。研究員として参加させていただき、いろいろなことがとても参考になった。この1年間で得たものを今後に生かしたいと思う。

2010年3月8日(月)

昨日、友の会に入っていてしっかり家計簿を書いているという女性と、子どもの金銭教育やこづかい、こづかい帳の話になった。子どもでも予算をたて使って考察することをどこかで体験させていたら、大人になって違う、と言われる。ずっとじゃあなくっていいそうだ。どこかでやっておくべきだと、私の思うことと同じことを言われる。

そして、今は「子どものお金のトラブルが増えていて、たとえばカツアゲされるなどでコンビニにさえも行かせなくなっている母親が多い」とのことだった。 続けて「買い物の経験もさせず大きくなるって怖いよね〜。どこかで母親も勇気を持たないと、ちゃんと育てられないってことじゃあないかな」と。

金銭教育をスタートした時点でも、今でもだが、何か問題があったり、問題と感じて活動をはじめたのでしょう? と聞かれることが多い。

答えは違っていて、お金の管理ができたり、上手にお金を使うこと、やりくりを知っているほうが価値的、より幸せになるために・・・そのくらいの理由だった。それに自分の子どもにちゃんとお金の教育をしたいと思っていたからはじめた、というのが正直な返事になる。

だから活動中に、お金のトラブルの予防教育につながるのはよくわかったが、トラブルが実際に起こっていてそれを解決するためのノウハウがないなあと思い知らされることが出てきた。

たとえば、クラスに万引きをした子が何人か見つかってどうしたらいいか・・・と先生からSOSをいただいても答えられなかったし、施設で生活している子どもにこづかいを自由に使わせることはできないがどんな金銭教育ができるのか?と聞かれても実体験がなく即答できない。

カツアゲが怖いといわれての答えは、

子どもに、こづかいが自分で使える とほかの人に言わないように念を押す。親と一緒の買い物のときに決められたこづかいの範囲で自分の意思で買い物をする機会を増やし、子どもの力をつけておきましょう。というような話になると思う。

子ども、子育てを取り巻く社会環境はめまぐるしく変化しているから、もっと問題解決型の取り組みを入れていかなくては、時代についていけない! これが昨日痛感したこと。

2010年3月7日(日)

生ごみが教えてくれた地球のひみつ 生ごみリサイクルで元気人間作り!!

講師 吉田俊道氏  サイト 生ごみリサイクル元気野菜&元気人間づくり

ファイナンシャルプランナーになりたてのころ、家計管理のコラムには、家計改善や生き方提案に「地球に優しい生活! 」なんて書いていたけど、それってあたりまえの生き方だと感じ、言わなくなっていたことを思い出した。 

いいことは生活にも仕事にも取り入れ積極的に発信、そして受信。これを意識しておかないと命にかかわる本物の大切な情報は入ってこないね、きっと。 お金にかかわる情報収集をする人は多いけど、命を意識していないから情報が入ってこない人が多いのかも。

数年前、筑紫野市の家庭教育学級全部の集まりで講演を聞いた。それが、佐世保を中心に全国にメッセージを伝え続けている 大地といのちの会 の中尾慶子氏の話で、その頃からコンポストを再開して生ごみを出さない生活を心がけてきた。吉田氏はここの会の代表。内容の一部は知っていること、実践していることだったが、大事なことをもうひとつ理解した。

「クレームは発信するが、いいことは言わないでしょ。日本人は言わないことを美徳としている。こんなにいい話があっても自分だけで来る、知り合いを連れてこない、よかったと新聞などに投稿もしない・・・」みたいな、笑いの中に、参加者に行動を起こそう、生き方を変えようというメッセージがたくさん入った講演内容だった。

わたしも同じ気持ち。関心のある方だけの参加でそこから広がらないことって多く、どうするといいのかなあと考えることもしばしば。講師が、行政や学校の上になったらクレームで動けなくなるから、地域で一人ひとりが声を上げ、動かなくちゃ変わらないといわれた。 これも共感。

「生ごみを出すなんてもったいない、馬鹿みたい!」  これならわたしも自分の活動の中に入れていける。

今回の講演会、当日の手伝いをして8時間近く、主催者や講師と時間をともにしたのだが、自分の関心が高くないと行動には移さないのだと、自分を振り返って気づかされることが多かった。すでに生ごみを出さない生活に変えているが、それを人には言わないし、勧めていない。これって、今回の講師にしてみれば歯がゆいことだろう。、

金銭教育で見れば、私自身が壁を感じている伝染力(というのか?)のなさ。大きな課題。他人の子どものことは関心がない人が多いんだよなあ〜、と嘆いているうちは広がらないね。行動、行動!

2010年3月1日

いつも、マネーじゅくのサイトで金運を書いてくれている江田 海月(いつき/ITUKI)さんが メッセージをくれているので紹介。


 今日は、月が経理や事務作業といった緻密な業務を支配する星座である
 乙女座で満月を迎えるので、次の新月までの2週間は
 お小遣い帳や家計簿をつけ始めるのに良い星回りですよ  

 厳密に言うと、物事をスタートさせるのに良い星回りは新月らしいけど。

どちらにしても、書くことで見えることがたくさんあるので、まだ書いたことがないならば、きっかけにする日とすればいいかも。

2010年2月24日

石川県金銭教育協議会があり、講演を担当してきた。石川県だけではないが、北陸はどこも貯金が上手な地域に思うが、これって、お金の教育が進んでいることとはイコールではないと思う。はじめての地域、しっかり特徴を知るのは数字だけではないので、これから石川の方の話から掴んでいこうと思う。 

(協議会は後日、石川県金融広報委員会のサイトで紹介予定)

はじめての石川県訪問だったので前日から入り、兼六園に行った。仕事前にも長町武家屋敷跡をまわって落ちつくことができ、しっかり日本のよさを感じ取ることができた。暖かくて散策日和の2日だった。中国なのか台湾なのかわからないが、たくさん来ておられたし、説明を聞くとミシュランに紹介され、ヨーロッパからの観光客も多いそうだ。

こういう訪問先で少しだけ余裕が出てきて時間がつくれるようになったことが嬉しい。

2010年2月22日

今日は東京へ移動。富士山がきれいに見えた。

品川でお一人の女性と話をした。

数年前、日本FP協会のフェアで1つのセッションを担当した際に、参加しておられたとのこと。

子どもの金銭教育でマネーじゅくの陣内を思い出してご連絡をくださったのだ。思い出してもらえることはありがたいことだ。

そのFPフェアでは、金銭教育で社会起業家を目指している話をしたはずだ。名刺交換をして、講和のようなことは得意ではなく、やらないと言っていたそうだ。なんという生意気な・・・。

たぶん、講演を仕事にするようなことをイメージしていなくて、マネーじゅくのバックオフィスの役割りとクリエータとしての仕事をしたいと考えていたからだろうと思う。

仲間になってくださるそうで嬉しい。3月にまた東京なのでそのときに、ワークショップのデモンストレーションができたらいいなあと思う。

出張中に、多くのかたと話せたり、学校の授業が受け持てたら、もう少し金銭教育が広がるかな。期待を込めてがんばろう。

あすは金沢へ。仕事は24日だけど、初めての石川県訪問なので、少しだけ観光ができたらいいなと思って。

2010年2月21日

先日の異業種の方たちと交流する場でのこと。

私の「子どもたちにお金の基礎教育をやっています」の一言に、ほとんどの方が明らかに表情が変わられる。どのようなことをしているか聞きたさそうだが聞かれないので、はっきり「株や投資型の金融商品はまったく教えていません」 そういうと安心した表情をされる。

金銭教育を始めた2002年当時、「子どもに金儲け?」とあからさまに軽蔑したような表情をされていた頃から比べると、少しはいいのだけど、8年たってもまだまだ。

たくさん学ばなくてはいけない子どもたちだから、その学びの一部に入れてほしいだけなのに、なぜこんなに難しいのだろう、受け入れてもらえない理由がどこにあるのだろう、と考えてしまう。

フランスの調査で、お金のことを口に出すことは卑しいというカトリックの教えで、お金の教育が遅れているし、学校では、それぞれの家庭の所得格差が顕在化することを恐れ、教師が子どもたちにお金の話をさせない傾向にあるといわれ、

アメリカやイギリス以外は同じ傾向にあるのかもしれないとは思うし、日本もフランスの現状によく似ていて、普通に生活している子どもたちにさえ、教えられない壁があり、それは本当に厚い。

日常生活や授業や活動にどのように入れてけばいいのかという、具体的な会話事例やアクティビティが不足しているし、あるものも見せられる機会が少ない。

もっとお金の基礎教育を伝える人が増えないかなあ。。。 

早く、誤解されないくらいにはもっていきたいものだ。

2010年2月19日(金) 18:30〜21:30

NPOと福岡市職員の情報交換会 共働カフェ というのがあり、初めて参加してきた。

福岡のためにNPOと市役所が一緒に取り組めることは何か? と知り合い、対話する場だとのことだった。

プログラムは ① 情報共有タイム ②情報交換タイム ③交流タイム

ファシリテーターの方が進行されて、現状を番号で伝え合ったり、関心のあるテーマを希望し、グループに分かれて自己紹介を兼ねて活動、関心ごとを聴きあったり、模造紙にまとめたりした。

私自身が、県外活動が多く、事務所は福岡市内なのに福岡市での活動はほとんどない。

福岡市の教育委員会に、県外の学校で喜んでもらっているワークを持っています、と伝えたくって行ったのだけど、このカフェにはいらしてなかったようだ。

情報交換タイムでは、子育て・教育・子どもの健全育成のグループを希望。小中学生のフリースクールを運営されている方や九州大学教育学部の学生さん、九州大学六本松キャンパスの跡地にみんなが集える場所を作りたいと活動している女性、関心があって参加という若い福岡市職員さんと同じグループになった。

グループで話した内容は 「居場所作り」 が必要だという話に集約されるが、いろいろな方が今の世の中に問題を感じて、動いておられるし、動こうとしているのがよくわかった共働カフェだった。

アドバイザーの方が、「まずは知り合いましょう。そして情報を共有し、共感しあい、そこから共働ができていき共創になるのです。」 とおっしゃっていたが、

私自身の動きも、サイトと生協の中だけでしか知ってもらう努力ができていなかったので、次年度は動きを広げようと思っている。

ネックは集まりが夜、というのが多いこと。出張も多いので、それ以外の夜は家にいたいというのが本音。このカフェのお昼間版があるといいなあと思った初めての交流会参加だった。

2010年2月14日

講演会や額集会、話したいことが時間内には収まりきらないので、常に、何かを選び何かをあきらめなくてはならない。

今回、同じ団体から同じテーマで学習会の機会をいただいた。2週間の時間を空け隣接の市、参加者は組合員であり、チラシ1枚で集まってくださっているという共通の条件などもあり、話の組み立てを半分以上変えてみた。

結果、伝わる、お役に立てるセミナーがやっとつかめたかな、と感じることができた。
非常にありがたかった。

参加者のほとんどが母親であり、中に孫のことを思い参加されている年配の女性もいらっしゃる。育てている子どもはまだ幼児というかた、すでに社会人になっているが知っておきたいという方と子どもの年代もばらばら。

自分の子どものお金の教育が、これでよかったのか? これからどうすればいいのか? 孫の場合、自分に何ができるのか?と考えながら真剣に聞いてくださってきるように見える。

やっと、それぞれの方の過去→現在→未来と重ねていただけるよう、話し手の陣内の子育て、各地の子どもと保護者とのやり取りからつかんできたものを、幼児期から小学生、中学生、そして高校、独立と時系列で説明していくことで、

ご自身の子育てを振り返っていただき、将来のヒントになるような話の組み立てが、一番整理しながら理解していただけることがはっきりわかった。

具体的にいうと、わが子への金銭教育の実際を先に並べ、それを順番にうまくいったこと失敗だったこと、そこからつかんだ提案という順番で話していくこと、これが私自身も話を整理しながら大事なことを優先順位を間違えなくてお伝えできる。

やっとつかめた。

ということは、たぶんこれから話をしないだろうと思える大事なことがいくつもあり、これをどうするかが問題。時間があれば伝えたい大切なことだと思っているから。

エクササイズ28も内容がよくまとまっているといってもらっているが、やっぱり、もう1刷 冊子を作ろう。

表現は悪いが、セミナー、講演会では捨てると決めたものを文字で残そうと思う。

2010年2月1日

金曜日、土曜日と、鹿児島と宮崎の2日間の仕事で数人の先生たちと話してきた。

金曜日にお話した先生は、平日は授業を休んでまで行けないので土曜日にあるってうらやましい、と言っておられた。

そうだよなあ、それが有給のお休みであるとしても、保護者に会ったら、あの先生は・・・と誤解を受けるに違いない。その学習が、どれだけ子どもたちのためになるか、わかってはもらえないだろうから。

土曜日に話した先生は、私の執筆した本をお持ちになっていて、会えてうれしい、話を直接聞けてうれしいとおっしゃってくださった。これ、各地に行って、お役に立てていると思える瞬間。もっと個別のお話をしたかった。終了後も個別に話せる時間は限られているので本当に残念に思う。

最近、先生たちがとても熱心になられたなあと思う。

2002年に金銭教育の活動を始めたときは、学校に提案をしても怪訝な顔をされるばかりだった。学校で授業をする機会があっても、先生たちのサポートはほとんどなく、お手並み拝見、そんな感じで見られているようだった。

今、必要性を感じてくださっている先生が、具体的にどうすればいいか模索中、その段階だと思う。

道徳や特別支援教育のテーマの、先生たちの交流会の中に入れてもらっているが、お金の学習を話題にしようとしてもまだ壁は厚く高くそびえているように感じる。

ただ、壁を越えなくてもいい、すぐに入っていける出入り口があって、そこを開けてくださると、よい関係で児童生徒の前に立てる。こんな関係から学校に入っていけると少しはお役に立てるのに、と思う。

金銭教育は、日常の子どもたちの会話の中に、お金のこと経済のことを入れてくださるだけでずいぶん違う。各地の先生が、実践できるお金の教育の考え方を学ぶ時間、体験する場は、絶対的に不足している。先生たちの研修として週末にも勉強会が広がってほしいものだ。

振り返ったとき、2010年は、学校が変わった年だった、子どもの自立に向けて、本格的にお金の教育が入った年だった と言える変化の年になるといい。もちろん、わたしも努力するが。

2010年1月29日(金)

鹿児島市の谷山北中学校2年生131名とキャッシュフロー表の作り方をマスターするワークショップをやってきた。ひとり暮らしを想定して。

事前に、中学2年生のわが子とテストプレイで改善を続け仕上げて行った。思った以上についてこれる生徒が多く、もう少し難しくしてもよかったかな、と思うくらいだった。

中学校の先生から、「現実的な進路指導をしたいのです」というお話に、今、中学生向けにできる3つのワークを提案して選んでもらったもの。高校に行かせたら責任は取れているという先生に多く出会ってきたので、今回は、心を動かされてしまって、昨年からずっと構想を練っていた。

終了してほっとした。全員分のキャッシュフロー表はコピーして頂き持ち帰ってきた。研究をしたいこともあってアンケートにも協力をしてもらった。ここから見えるものが、また教育の場に還元できたらいいのだけど。

今回、声をかけてくださった先生に感謝!

気持ちのよい挨拶で迎えてくれて、研究にも協力してくれた生徒たちに感謝!

2010年1月25日

一人暮らしするとして、いくらかかると思う?」 中学2年生の二男に聞いてみた。結構、あたっている数字を出したのでホッとした。「家賃は福岡に住むとして5万円くらいかなあ、食費は8万円強で・・・」と8費目程度を並べていた。食べ盛りだから食費は多いなあ。(笑)

そういえば長男の子育てのとき、そういう話はまったくしなかったから、金銭感覚を知るのが一人暮らしをした後。それまで不安だった。

金銭教育の講演会などでいただくアンケートに、「お金の教育が、年齢からすると早くてびっくり。我が家ではできないと思う」 というのがちらほら出てきた。

中学生の金銭・金融教育の話もするようになっているから。 ほかに、「親子の会話がとても多いのですね。だから金融教育ができるのだと思います」 というのも増えている。

2010年1月21日

金銭教育の講演会を何回もやってきたが、「大人のための」がつくテーマは初めてではないか?話す私から見るととてもストレートで気持ちがいい。

チラシには 陣内風のショートカットの女性がしゃべっているようなふきだしの形で、・ 生きたお金の使い方を勉強しませんか? ・お金の教育は幼児期から始めるととても楽です ・小学生・中学生の子どもさんのお金の管理はどうされていますか? と 付け加えてもらっている。

生協さんは、どこもチラシが上手だなあと思う。

今回のはグリーンコープ生協みやざきさん。1月30日が都城市内で2月13日が宮崎市内。今週が参加集約のようで、生協の組合員とそのお友達なら参加できるらしい。託児があるので、若いお母さんも多いのではないかと思う。お問い合わせはTEL0985−35−7400(組合員事務局)

このテーマの学習会は、一番得意とするところ。何時間でも話せるくらいに話題はいっぱい持っている。小学生低学年から高校生程度の授業も担当するようになり、幼児期のツールもある。

今年は、全国で、一気に活動が増えそうで楽しみ。

2010年1月14日

学校の先生のことばにそうだ!と思った。忘れないために書いておこう。
 「学ぶ」土台というべき意欲を育てること、それは個々の子どもたちに
  「わかった!できた!おもしろい!」を味わう機会をたくさん作ることだ。
  これが積み重なっていくことが次の「知りたい」につながり、
  それが一生涯続く学習の土台になるのだと思う。

 

今年から本格的に、子どもだけではなく、対象者は幅広く、わかった!できた!おもしろい!もっと知りたい!につながる、お金の生涯学習の機会を作りたいと思う。

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マネーじゅくは、お金に関する生涯学習プログラムを提供し 社会貢献を目指す社会起業家の集まりです。わたしたちは、個々人の特性を生かしながらオリジナル教材を使い、地域に合わせたお金の教育活動をおこなっています。

生きる力 を お金、経済の視点からアプローチ。幼児期の子どもたちから大人まで広く奥の深い「お金の教育」を研究、提案、実践しています。

「金銭管理教育」「金融経済教育」「消費者教育」「キャリア教育」「特別支援教育」「家計管理」などの分野をプロデュースしたコンテンツを持ちます。
得意なことは学習ゲームを教材にしたワークショップ。
オリジナルプログラムは各方面から評価をいただいています。