2010年1月8日

今日から子どもの学校がスタート。 

帰宅時に、みんな元気だった?と聞くも、「しらん、かんけーねーだろー」と返事。 がっくり。

3連休も部活動らしい。弁当がいる日だけはちゃんと自分から言う。勝手すぎる!

部活の顧問の先生には頭が下がる。練習や練習試合がたくさん。ただ、見学して思うけど、生徒たちの真剣さに関してはもうちょっと何とかならないかなあと思う。学年が違っても仲がいいチームだから先生がいないと楽しそうに笑って練習しているし・・・。

2010年1月6日

きょういくじん会議 さんのサイトで紹介いただいていた。昨日サイトを訪問くださったURLからたどって見た。明治図書出版株式会社さんの提供するサービスとのこと。少し前だが、いろいろなところが見てくださっているのだ。ありがたいことだ。

ここに載っている、「育て上げ」ネット さん。12月、東京のフィナンシェルジュプラザにおいてあった本で見た記憶がある。関東は活動が盛んなのだろうし、求められている教育コンテンツをお持ちなのだろうと思う。

サイトを拝見し、今年、新しい仲間を増やし、地方も含めて、全国の子どもたちに伝えることができるマネーじゅくを目指したいなあと強く思った。 大きな変化が訪れるようにがんばらねば、ってところ。地道にがんばるのみ。

2010年1月5日

どうしても仕事中心で動くと県外を見てしまうが、今年は落ち着かねば!(と自分に言い聞かせる)

そう思っていたらグッドタイミングで、昨年行きたいなあと思ってチラッとチラシを見ていた情報がメルマガで流れてきた。よ〜く見てみると主催者の会はわたしの家の近くではないの。び〜っくり。

ホームページって便利だなあと思う。いろいろ読んでいたら、この会にボランティアで参加しようという気になる情報を載せてくれていた。もしかしたら生き方が一緒の人たちが多いかもしれない!!

次の参加したいイベントはおいしいコーヒーの入れ方の実演つき。メインは森をまもる有機コーヒーの話なのだけど。

この日、熊本で道徳の研究会もある・・・。即決の多いわたしがまだ選べないでいる。

2010年1月4日

そういえば今週の土曜日だったなあと思い出した「おもちゃのばくりっこ」。 12月、札幌でのワークショップの日、お昼休みに見つけたおもちゃの交換会の名前。札幌エルプラザ2F交流広場で開催されていて、7年目だそう。

2010年1月3日

二男は中学2年生。こづかい額は3500円でその大部分はゆうちょ銀行の彼自身が管理する口座に私が入金。残りが現金で手渡し。一部現金は文房具などすぐに必要になるお金があるかもしれないからという理由。全体のうち1000円は自動積み立てにしている、というか教えて契約させた。

2010年1月2日

パソコンでいろいろ管理していたが、わたしの脳のためにはやっぱり手書きがよさそうだ。スケジュール帳と家計簿を手書きに戻せたきっかけが、PILOTのフリクションボール。

2010年1月1日

せめてお正月くらい仕事を忘れてゆっくり・・。そう思う気持ちもないわけではないが、やっぱり毎日同じように構想を練ってしまう。

元日の今日などは、自分の意思で仕事をしている人が沢山いるんだなあと気づく日でもある。それはメルマガ。いくつも読んでみると、どんなに忙しくても読むという数本が限られてきて、書いている人は、お正月も普通に仕事をしていそうな人だったりする。そういう人が好きだ。

今、わたしのやっていることが、仕事と呼ぶのが合わなくなってきている気がする。でもまだ趣味ではない。生活の一部にお金の教育関係のコンテンツづくりが入り込んでしまっていて、もう切り離せなくなっているんだと再確認させられる日になってしまったようだ。毎年この思いは強くなる。

からだゆっくり、頭フル回転。これがこのまま1年続くといい。

2009年12月31日

ゆっくりな年末。なんとなく、いつものように日が変わり2010年になってしまいそうな感じ。

今回はおせちの準備をしなかった・・。知り合いから声をかけられてホテルのおせちを頼んだから。

見てみたら5人分。長男は帰ってこないというから多過ぎるかも。来年は自分で作ろう・・。

本日の朝7時22分から NHK総合テレビのおはよう日本で約2分くらいの間、ワークショップの様子とインタビューが流れました。

ワークショップは90分。それが2分ですから、もっといろんなところを紹介してほしかった、というのが本音ですが仕方ありません。ここは、マネーじゅくの仲間と全国で開催しますから、たくさんの親子に実体験してほしいなと思います。

お年玉で金銭教育、というより「定額と臨時のこづかい」をあわせて、金銭管理能力が磨けるので、家庭で取り組んでいただきたいなと考えて活動をしていますので、ワークショップできちんと伝えていきたいです。

2010年、たくさん企画をします。参加児童数1万人を目指します!

最近、学校の先生たちからのご相談をいくつもお受けしている。

お金の教育を研究として授業でやりたい、学校全体で取り組みたいという内容や

実際にいろいろなトラブルから危機感を持ち具体的なご相談の場合も、

保護者の所得の高さや子どもの金銭感覚から、将来を考え、今、学校教育でやらなくてはという教師の個人的な気持ちからのお問い合わせやツールのご購入、メール相談など、毎週、誰かから来ている感じ。

今日は、渡邉美樹氏の「地球でたったひとつの教科書 無人島ウイー」を読んだのだが、あとがきには 勉強の目的は点数をとることではなく、知識によって自分もみんなも幸せにすることとある。

こういう意識で指導をしてくれる先生と、お金の教育の大切さを直接メールでやり取りできることに 少しの安心感を持てている。

親の所得格差が知らない間にクラスに持ち込まれているかもしれない。社会問題化しているようなトラブルに巻き込まれている先生もいる。

本当に学級を持つ先生にお困りのことが多いのがよく見えてきた。何かお役に立てるのなら、わたしの時間を使いたいと思う。

各地に行くとき、寄り道もできるし、直接お会いすることができるかもしれない。学校の名前は伏せてもらってもかまわない。一人で抱え込まないで、ちょっとメールでもいただければなあと思っている。

今年の夏は、7月中旬から忙しく、8月の二男の長崎への平和サイクリングに付き添い、実家に戻ったこと以外は仕事中心の生活。

9月は月の半分を自宅外で過ごし、10月にはいってやっと普通の生活を取り戻した感じ。また10月の4週目から目いっぱい。今は、つかの間の準備期間。

フランスでは金融教育の中に、しっかり「融資のリスク」がはいっていた。しかし、融資を行っている金融機関が、融資のリスクを金融教育としてきちんと行っていない様子も聞いてきた。

ここをきちんと伝える教育は、金融機関とは関係のないわたしたちが、もっと積極的にやらなければいけないのだと考えている。

とりあえず、1冊だけ作り上げている はじめての金融 の続編 を完成させて、ワークショップで展開をしようと思う。

3 部作は銀行と上手に付き合いながら金融を感じ、学んでいこうというもの。

1が口座の開設と貯金。2が送金などの為替。3が融資。ゆうちょ銀行とほかの銀行で口座を作るときやキャッシュカードにつける機能の違いが大きいので別の冊子で展開している。

この冊子が、お金をためるこづかいノートとともにちょっと人気♪ 保護者は、お金をためる習慣をつけさせたいと強く思っているのだなあとご注文のコメントなどを見て思う。

銀行に自分でお金を預けたこともない児童生徒に借り入れや金融のリスクを教えて実感がわくものだろうか?と思う。お金の教育は、金銭管理から金融や経済の学習、までスモールステップで進めていくべきと考える。

わが子は小学2年生で自分のこづかいをつかって自分自身の通帳を作り、こづかいの預け入れを繰り返してきている。中学生の今はこづかいを通帳にいれ、出し入れはキャッシュカードを任せているので自分で考えて行っている。

子どもを信じてこづかい制度をはじめ、子どもの性格を読み取りながら、お金の教育をスモールステップで進めていけば、意識しなくても金融教育になる。

その手順書として早く 金融教育の3 部作を完成させなくてはと思う。年内、お休みは取れそうにないなあ。

 ▼ はじめての金融 と お金をためるこづかいノート

 http://www.moneyjuku.jp/article/13390495.html

9月16日から23日まで、研究の一環としてのフランスの調査に加わらせていただき、パリ市でいくつもの団体を尋ねた。

金融教育の現状を聞いてきた。マネーじゅくでメインに使っている金銭教育という言葉はなく、投資教育も含めて 金融教育に入っていた。詳細は、後日の報告会でまとめる。

一番心に残ったのは、教育を受ける権利を持っているという表現。学ばなくてはいけない義務ではない。私自身、この意識が薄かったことを確認した。今のお金の教育にも、わが子の教育にもすぐに取り入れたい。

金銭教育で使っている お金とじょうずにつきあう本 の原書を探そうと思ったが、時間が足りなかった。だが、絵本で表現されていることが、現地で歴史を感じ、カトリックの思想から、しっかりわかった気がする。

街中で会うパリジェンヌたちは質素だった。身の丈にあった衣類を身につけ、どう人と違ったおしゃれをするかで工夫をしているという。

携帯メールを見る若者もほとんどいなかったし、日本よりずっと礼儀正しそうだった。

食事は通訳の方においしいところに連れて行ってもらったのですべて◎。フランスパンとヨーグルトは持ち帰りたいほど非常においしかった。その地で稼ぎ、住んで、食べてみなくては本当のことはわからないが、やや高めに感じた。あ、これ、福岡の感覚なので、東京と比べると同じくらいなのかも、安いのかもしれない。

ハードスケジュールで地下鉄、バス、徒歩でパリ市内を駆け巡った1週間。でも、3個所だけ美術館に行けたのがよかった。

この機会をいただいた感謝の気持ちをお役に立つ報告に仕上げて表したい。

2年前に制作したワークショップ「経済教育 ねだんが変わるカレーやさん」。
地域活動、学校の授業と展開を広げていくことにした。カレーやさんは子ども受けするためのもので、これからいろんなお店が出てくる。

経済教育というと、マクロの経済を連想されそうで 生活経済教育 ということにした。視点は、普通の生活者。そして親。ここにはこだわりたい。日常生活の中で親が子供に伝えていくことができる目線。
目指すは人間らしく生きていくのに必要な
バランス感覚。経済学の視点が入る事が望ましい。

今回、姫路の消費者センターで行ったワークは、金融基礎を入れてみた。ワークショップの後、金融機関の見学が入っていたから。

ファイナンシャルプランナーと話していて感じることがある。多くはやっぱり売り手目線。資産運用だけではなくライフプランを語っても、買い手側の消費者目線は持っておられるのだけど、生活者目線が少ない

この微妙な消費者目線と生活者目線の違い。日常の生活すべてを見ると、金融って少し。でもそればかり考えていると金融がものすごく大きなウエイトで思考の中に入り込んでしまっている。保険の方たちも同じ。仕方なさそう。

昔、病院に勤めていたときは病気や健康のことばかり意識していた。入ってくる情報も専門的なことに目が留まるし、今思えば、「今やっている生活者の普通の経済」って「それ何?」の世界で生きていた。

多くの人の視点は偏っているのかも。

昔、生活協同組合で活動している人たちを見て、食を語るのにまったくお金のことが出てこなくて、変〜〜〜〜って思っていた。
でも、今は、生活を語るときにはお金の話もちゃんと出てくる。

経済が出てくるともっと腑に落ちると思うのだけど。 

今後、地道に、生協と行政と学校で生活経済教育を続けたい。

もしも、1億円を持たせてクイズで終わってこれでいいのか?と振り返っている金融機関さんがおられるなら、ずっとずっと中身が濃いものが提供可能。意識の高いところと一緒にやれたらいいな、とは思っている。

7月、8月といくつもの出張をこなし、大きなイベントが終わったところ。

お呼びいただいたところへ、きちんと報告ができるまでもう少しかかるが、とりあえず振り返り。

「こづかいゲームワークショップ」は、工夫をした各地での実践の成果を参考に、ずいぶん進化てきた。めざしていたレベルに近いところまでできたと感じる。

今期は、札幌市の消費者センターでツール導入が決まり、来年度からは小学校の出前授業で使っていただける。その前に12月は地域の子どもたちとのワークショップが決まった。

札幌を基点に北海道全域に広がってほしいものだ。

ほか消費者センター関係など行政からの打診もあり、これから各地で活用していただけそうだ。

新たに「経済教育」に取り掛かり、地域活動として小学生2時間バージョンを実践。

ここでは、マネーじゅくの仲間が集ってくれて、濃い内容のワークになった。

これは中学生の授業、小学6年生の授業でもやることができ、きっと高校生も学びになるもののはず。金融機関の金融経済教育にも使えるだろう。

特別支援教育のサポートとして、ツールやプログラムの開発を考えている。実際にいろいろな特徴を持つ子どもたちとのワークでは見えてきたものが多かった。

学習しょうがい、知的しょうがいの子ども向けはツールの中のカードを変え、

コミュニケーションをとることが苦手な子どもたちには、ツール内容は変えず、グループのリーダーがスキルを磨けば、大いに学びになるものであることがわかった。

次の壁は、保護者が本気で家庭で生活の中にお金を使う体験を入れ込んでくれるかどうか、だ。

きょうだいのお金の教育も遅れがちである。ここがしっかり伝えきれるといい。

学校教育では秋に、小学校はこづかいゲームと講演会、PTA主催の本物の買い物体験が学校内でできる。単に商品をそろえ、お金を使わせればよいのではないポイントがいくつかある。

先生たちとやり取りしながら進めることができることがすばらしいと思う。

中学校は家庭科の先生が「(生活)経済教育」ができるようになられるようにサポートをする。これまた夏休みに打ち合わせで、秋に形が出来上がる。

秋の準備としては、金融機関と「たすけあい」を前面に出したワークができないか検討中。これもとても面白い。

9月、研究事業でフランスへ行く予定。そのためにいろいろな勉強をしているが、生活経済ジャーナリストの方の情報収集のやり方が学びになっている。

これまで、がんばってきたつもりだったが、目指すのはもっと大きくでもいいのだと反省もしている。

実践と、次の季節の企画のための準備と季節感がなくなってしまう。真夏に真冬の飛行機の手配・・・という感じで。

そのつど、頭を切り替えて、地域性、季節、子どもたちの年齢、保護者の参加の有無を考慮に入れて、活動をしたいと思う。

これから10日間、アンケートなどをまとめながら、クールダウンしたいと思う。

この夏、お目にかかった皆様、お世話になり、ありがとうございました。 

皆既日食の今日、わたしもバースデイ。

なんと、我が家の男子たちは、今日は何の日?に 「皆既日食」と。はぁ。

新月は願いを書くのにいい日とのこと。

食の日、ここから人の生活が良くなりますように。

日本の子どもたちにお金の基礎教育ができる環境づくりのためにがんばろう!

今週は、7月15日、16日と札幌の仕事だった。

朝でも暑い福岡から9時に飛び立ち 11時半に千歳空港。すぐにJRで移動して札幌。予想された大雨はまったく降っていなくて曇り。外気温は半そでのパンツスーツでもちょうどよかったのだけど、翌16日は、地元の方が、7月でこんなに寒いことはないとおっしゃるくらい。風が強かったから体感温度が下がる、玄界灘の北風のようだった。たまたま七分袖のシャツを持って行っていて正解だった。

行きも帰りの飛行機も満席。軽装でリュック姿の中高年の方をたくさん見かけ、元気だなあ〜と思っていた。

夜遅く自宅に帰ると、テレビで流れていたのは多くの方の遭難のニュース。痛ましい。

私の場合、そう出張は多くはないが、いつもいつも飛び回っている人は、この気温差にどのように体調管理をしておられるのか聞いてみたいものだ。

昔、看護婦として働いていたとき、体内時計が狂うと元に戻すのが容易ではなかった思い出がある。夜勤が体に合わないことがわかってきて、一旦家庭に入って看護の現場には戻らなかった。 

海外との時差や昼夜の逆転、気温の変化など、人間の体は年をとるとどんどんあわせられなくなる。痛感中。

皆既日食の日、1つ年をとる。自分の体の内なる声を聞きながら、無理をしないで仕事を人に振って、目の前の山済み案件を進めようと思う。

読売新聞の記者 向井さんが応援してくださり、取材してもらったのが6月11日。

今日の朝刊に載ったと電話を頂き、ネットで探したところ・・・。

【福岡のニュース】 発達障害児に金銭教育、福岡の陣内さん支援始める

 ▲ マネーじゅく内のメディア紹介のページ

過去、岡山で数回のワークショップを体験しているのだけど、そのときと違ったのが子どもたちの年齢。(当日は保護者参加で保護者からの聞き取り)

子どもは成長する。成長とともに解決したい問題も難しくなる、と強く感じたところ。

当日は、支援20年という専門家にも来ていただき、保護者が変わるべき部分を話してもらいながら日常生活での注意点を話したのだけど、

発達しょうがいの子どもたちにも知的な遅れがある子にも共通しそうなのが、人がいい、疑うことを教えづらい、だまされやすい、など。

ここは、うまくできた事例を私自身も持っていないために、事例を集めてきます、と宿題の持ち帰りをしている部分。

夏と秋に行うワークショップは、特別なことはそうなくていつもどおり。ただ、ちょっと子どもたちが飽きないように、子どもたちの力に合わせるように、お楽しみも入れながらの配慮が必要ではある。

保護者にも、学校の先生にも強く言いたい!

子どもの自立を考えているのなら、その子に合わせたお金教育は早く始めたほうが絶対にいい!

ワークショップや今回のような保護者との交流会はきっかけ。早く気づいて日常生活を変えてくださる方が増えるといい結果につながるのだけど。

特別支援教育に携わり20年という講師に参加いただき、家庭内でのお金の教育でつまづいているところを聞きながら、今後どのようにしたらいいかを一緒に考えていく時間がもてた。

子どもは、定額のこづかいをもらう。それでは足りず、何かを買う。現金で買うことはできないので、インターネットなどを使い代引きなどで注文を入れたとする。お金が払えないのでそのときだけ自営の仕事を手伝う。そしてアルバイト代を得て商品代とする。ほかのときは働こうともしない・・・。

なんとなく変だと思うが働いて仕事の対価を得ている。これはいいことか? よくないことか?

私には回答ができなかった。講師はこういわれた。

お金が足りず、その補填のために働くことは労働ではない。それは回避という。

先に働きお金を得る。そのお金で生活していくことを教えなくては・・・。お金が足りないからという理由では自営のアルバイトがあってもさせない、という強い気持ちで教えよう!と。 

なるほど。

がまんをすることがなかなかできないで、こづかいをもらってはいてもお金をためることができなかったり、欲しいという気持ちが勝り、いけないとわかっていても家庭のお金を勝手に持ち出す・・・など、事例を聞いていると、小さいうちから訓練をしてしつけなくてはいけないことがいくつもあると思った。

今日は、発達しょうがいの児童生徒を持つ保護者に集まってもらい、お金の教育を早く始めたほうがいいという提案をする親子ワークショップの説明会だったのだが、どの子にも当てはまることがたくさんあって、ユニバーサル教育を強く意識した。

私の課題は、現状を聞いて知ること。そして、自分の提案やワークの評価がきちんとできるよう評価項目を作りこむこと。

保護者の課題は、消費に関心のない子にはより多くの体験を積ませること、消費欲が旺盛な子どもには、使えるお金に限りがあることや我慢を教えることを日常生活の中に入れ込むこと。

自分の子どもに、どんな大人になってほしいかの将来像を書いてもらった。

きっと今よりももっといい親子関係になり、信頼関係も強くなり、より幸せに近づくことだろうと思う。

発達障害の子どもたちとお金のQ&A事例集を早く作りたい。きっと待っている親子は多いはずだから。

イギリスの金融教育の国家戦略の中に明記されていた金融能力を構成する五つの要素は

 ・収入の範囲でやりくりすること
 ・収支の記録をつけること
 ・将来の計画を立てること
 ・金融商品を選ぶこと
 ・金融問題に良く通じていること

間違ってはいないが、主婦が家計管理をするにあたって、金融よりも経済に強くなっていることのほうが重要な気がして、最近の講演会や学習会は生活に使える経済の話をしている。

経済学を学んでいるわけではなく、主婦が日常の家計管理をする中で知っておきたいなあと思う程度の経済学だから難しいことではないのだけど、話は難しくならないように努力中。

限られた時間ではすべては話せないから、新しい冊子にいくつか載せてみた。

 浪費的消費と投資的消費、 複数の生活者視点を持つ

  消費の選択は支持、応援、 日常生活に使える経済学

 経済学的なものの見方は、 小さな家計で大きな満足

早ければ6月末に印刷が出来上がる。自立した大人になるための家政学かな。

この冊子、家計管理の学習会のレジュメになるかもしれない。

講演会でお呼び頂き、2年ぶりにあった方たちは変わらず元気で朗らかだった。今回も講演会のあと、お茶会の時間を持ってくださった。

その輪の中に「岡山ピーチボーイズ」という桃の生産者の方がいらして、自慢を聞かせてもらった。生協にも出荷できるくらいだから桃の安全、おいしさ基準はクリアしておられるのだけど、ほかの地域自慢、水自慢、お米自慢・・・と広がっていってそれが聞いていてすごく嬉しかった。 草刈り機が強い草に絡まって止まってしまうっていう桃畑の雑草自慢もあって、へぇーだった。こういう自慢を聞くのは楽しい♪

自慢とともに納得したことがあった。年に2ヶ月ほどの収穫時期が全収入を得る期間。そのためにあとの10ヶ月があるという話を聞いて、その10ヶ月に桃を使ったほかの収入を得る手段はないのか?・・・と聞いてしまったら、お一人でやっておられるらしく、スイッチの切り替えができないのだと。

切り替え、これがわたしも年々難しくなってきていて、仕事の難易度、質の違いなども含めて頭で考えるほどうまくいかないことを最近いくつも体験してきている。だから、桃の生産者の方の収穫時期以外の10ヶ月、その時期にきちんとやっていなくてはいけないことに集中しておられるのは大切なことも聞いて理解した。人が心をこめて作るってことを忘れて簡単に生産のビジネス展開を想像してしまったところを反省もした。

岡山は、ご縁のある地域。特別支援教育にかかわるきっかけを作ってくれた人がいるし、マネーじゅくの仲間もいる。ツールを使ってもらっての活動も活発になりそうだし、四国や山陰に行くのに便利なところ。ご縁が続くといいなあと思いながら新幹線に乗る前に買い物をした。

仕事でお呼びいいただいた地域に、感謝の気持ちで報酬の5%分くらいを目安に買い物をして帰ることが多い。お菓子類は子どもも食べなくなってきているので、今回は、米の焼酎やもち米を使ったせんべいも買ってみた。新米ができる時期にいったときは、岡山の人が自慢するおいしいお米も買ってみようと思う。

岡山の人が明るいのは、一番晴れの日が多い県だからかな?

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マネーじゅくは、お金に関する生涯学習プログラムを提供し 社会貢献を目指す社会起業家の集まりです。わたしたちは、個々人の特性を生かしながらオリジナル教材を使い、地域に合わせたお金の教育活動をおこなっています。

生きる力 を お金、経済の視点からアプローチ。幼児期の子どもたちから大人まで広く奥の深い「お金の教育」を研究、提案、実践しています。

「金銭管理教育」「金融経済教育」「消費者教育」「キャリア教育」「特別支援教育」「家計管理」などの分野をプロデュースしたコンテンツを持ちます。
得意なことは学習ゲームを教材にしたワークショップ。
オリジナルプログラムは各方面から評価をいただいています。