寒くて震え上がっています。

こう寒いと家にこもるので商品開発が進みます♪

今、同時進行で8つをすすめてますが、そのうちの1つがオリジナル家計簿。

昨年夏、グリーンコープ生協さんへレフィル式家計簿を提供しました。グループ活動用で、共同購入にも載せないので使ってくださっているのはまだ600名くらい。でも確実に広がっています。今年は1000名にはなります。

1月5日の仕事始めは、ゆうちょ銀行博多店。業務が始まる前に、わたしの作ったオリジナルこづかい帳を届ける仕事から。

子どもたちがお年玉を貯金に来てくれたら、こづかい帳をプレゼントしてくださるってことで、とっても嬉しい納品の仕事でした。

新しい年がはじまり、気持ち新たに これから数年間の予定を組んでいます。

今年の新年は夫婦二人で迎えました。老後はこんな感じかしら?と思うのですが、長男にそんな話をすると電話の向こうで笑っています。

これからも、わたしはアイディアで勝負♪ そのためにはゆっくりする時間が必要で、このお正月は静かな時間が流れ、なかなかよいものです。

夫にも体を犠牲にするような無理な働きかたはしてほしくないし、わたしも仕事量を減らしてく、そういう年なのだと、限りある人間の命を見つめています。

 8月9日午前11時2分、長崎の爆心地公園で生協のみなさんとともに
 黙祷をしながら、不戦のために行動を続けることを確認してきました。

 その後、63年前の原爆が投下された長崎の姿を資料館で見てきました。

 ここには、何回いったでしょう。
 見て、感じてそれで終われば、これを何年繰り返しても同じ。

 この時期、テレビ等で戦争という歴史を垣間見ることがあるでしょうが、
 知り合いが、

   受身で入ってくるだけなので、正直いって、
   どこかで他人事として受け止めてしまっています

 とメールで書いてきてくれました。

 少し前の私も同じだったなあと思います。

 それが変ったのが、親子で参加できる平和サイクリングです。
  ▼ 昨年の感想

 私は応援。貸し切りバスに乗り、自転車で走る子どもや大人を追い抜き
 応援ポイントで待ち、声援を送り、
 またバスで追い抜きながら声援をし、先で待ち・・・と繰り返すのです。

 全行程 125キロを走る中学生を銀輪隊と呼び、サポートする大人、
 高校生、大学生、そして予備の自転車を積んだ伴走車が何台も走ります。

 半分の行程を走るのが自転車隊。1年生から60代まで120名くらい。

 応援隊、スタッフも入れると300名以上の大移動。

 今回のスタート地点での話で強く心に残ったのが

 ・本気で子どもたちの未来を思い、本気でサポートする姿を見せましょうよ。

 ・戦争には、戦争になる条件があります。その条件を取り除く努力をしましょうよ。

 というような内容です。 
 

 子どもたちは、これだけの大人にサポートされて、
 苦しい思いをしながら走りきったことが
 必ずや糧になっていることだと信じています。

 大人の独りよがり、大人だけの満足のため、教育しているという見せかけではない、

 本気でサポートする、というのはこういうことだと感じてきました。

 
 戦争になる条件を取り除く努力。

 世界でおこっている戦争も外国の話で、わたしには何もできないと思わずに

 ゆがんだ経済が貧困層を生み出し、怒りを生み、争いへと大きくなっていく。
 そうならないために、一人ひとりにも、怒りを生み出さないような生き方は
 できるのではないか・・・

 誰しも、一人では生きていけないのに、そのことを忘れ、
 自分のことだけ自分と家族のことだけ考える選択をしていないだろうか、
 戦いにつながる、戦いを生む生活をしていないだろうか

 無意識の選択が、生活スタイルがそうなっていないか考える、想像力も必要です。

     一人ひとりが問い直さなくては世の中は変らないんだと、 本当に思いました。


 今回は、一日目に雨に降られてしまいました。
 あと30分雨が遅く降ってくれたら・・・と思いましたが、

 台風で途中で中止になった年もあったそうです。

 この平和サイクリングは、今年が21回目。
 お金を積んでも、やる気がある人がその時点で集まっても
 21回の回を重ねることはできません。歴史の重みを感じます。

 

 わたしは、多重債務やニートやフリーターの問題も含め
 子どもたちにお金の教育をやっていないとトラブルは防げないと思って
 関わってきていますが、

 ゆがんだ経済社会で、経済弱者にならず、  一人ひとりが幸せをつかみとるための体験、知識、知恵をもつように

 もっとがんばれ、と聞こえます。  この使命を再確認する機会になりました。

 自分が幸せならいいという生活、それでは物足りない。
 もっと、幸せという人が増え、その人たちと
 もっと大きなうねりを作り出したいものだと思いながら

 平和サイクリングを振り返っています。

 自分のいのちも他人のいのちもを大切にする生き方、貫いていきたいです。

    8月6日、朝、8時15分。私の住む地域の防災のサイレンが1分間なり続けました。

 クラブ活動に行っている子どもは、黙祷の時間をもらえただろうかと気になりながら

 一人で静かに平和を願っていましたが、子どもに聞いたら、  先生がその時間帯にいらっしゃらなくて、練習を続けたそうです。

 朝、送り出すときに念を押しておかなければなりませんでした。

 明日から西に向かって出発です。

 8月8日朝5時、福岡県の柳川から平和を祈りながらの自転車サイクリングがスタートします。

 8月9日の長崎の原爆投下時刻にあわせて爆心地に向かいます。

 二男が125キロを走り、 私は応援隊。

 過去、現在、そして未来をきちんと見つめ、「平和」について考えていくためのイベント。

 有意義な時間を過ごしたいと思っています。

 昨年、広島から自転車で来ましたという方に何人も会いました。

 夜の涼しい時間帯に走ってこられるのでしょう。お気をつけて♪

2008年7月19日、20日に熊本でありました

日本自閉症協会の第20回全国大会に参加し、学び、

私自身の方向性を明確にしてきました。

昨年春から試行錯誤でしたが、鳥取大学の井上雅彦教授の力を借り

発達しょうがいを持つ子どもたちへの教材作りを始めます。

今まで、1つの教材にたくさんの効果を盛り込んできましたが、

子どもたちの特徴にあわせて使い分けることと

実施後の効果測定の必要性もあり、

応用しやすい基本、かつシンプルで数多く、 に挑戦していきます。

同時に、制作中のものに金融教育実践ワークのツールがあります。

これらは、高機能発達しょうがいの児童生徒にも十分に使えるもので

少しの改善で、即、活用できそうです。

鳥取の先生と福岡の陣内が集まりやすいところ、

かつ、知り合いが多いところということで 岡山県を中心に活動します。

制作、ガンバリマス!

ネットで偶然見つけたのか、おすすめがあったのか忘れたのだけど
「いつまでもデブと思うなよ」(著者 岡田斗司夫)という本を買って読みました。

たぶん、JALの航空教室の延長で、離陸とか巡航とかの文字を見つけて、
どんな共通点があるのかを見てみたくなったからだったのだろうと思います。

  読みたくなる理由は、いろいろ本を読んでいるので忘れてしまいます・・・・

全部は読みませんでしたが、後半部分は、びっくりでした。
ちょうど、作っていた家計簿制作のコンセプトにすっごく似ているわけです。 
50万部売れているそうです、この本。

もともと、ダイエットをしなくてはいけないのかどうかの判断と
家計の見直しをやらなくてはいけないのかどうか、の判断部分は
本人の意識次第かもしれないけども、

家計管理において、レコーディング(記録し続ける)ことの意味合いと ダイエットで体重を減らしていく部分がホント同じ。

わが身に置き換え、
家計のスリム化ができるのはあとは食費のみ(と思う)。
家族全員、そう太ってはいないと思う(標準だと思う)

でも、金額も見ずに生協の注文用紙に必要なものを書いて、運んでもらう姿勢を

少し改めることができたら、買い物の仕方が変わるかもしれない・・・ そして、過剰に摂取しているカロリーを適切に保つことが、

自分たちの健康と地球の二酸化炭素の問題と仮想水の問題と、 飢餓に苦しむ方たちへの支援の気持ちを持ち続けることとにつながるはず。

考える消費者でいるために、家計簿の制作とこのダイエットの本は とても役に立った、と言えます。

この時期に読めてよかったと思います・・・。

記帳が続かない方たちのためのオリジナル家計簿

春に依頼を受けて取り組んでいた家計簿が完成・・・といっても印刷会社への入稿が終わり、

7月から使っていただけるようになります。 

ご依頼は、グリーンコープ生協共同体

生活再生事業の一環として家計管理で家計の破綻を防ぐ意味と

よりよい消費生活のための学びあいが目的です。

 10名程度の登録学習グループに対して販売し、3年程度の指導者派遣がポイントです。

ほかの人に見られたくはない情報を別に保管するリーフレットタイプ。

合理的にできています。(無駄がなさ過ぎてかわいくはないんですけど)

環境家計簿も入れていますし、

2年目から、毎年家計簿にかける金額は、なんと200円ですむはず。 

利益を出さない組合員の活動 & ケースメリットを十分にいかした制作に、

ただただ、驚くばかり。

私が個人で制作したら、このような金額はありえません。

次年度からは、家計簿を書いてくれるみなさんと進化させていく家計簿です。

とても楽しみです。

      

  世界的に原油高騰が続いています。
  CO2 排出削減のためにも航空会社も努力をしています。

  JALグループ機内誌SKYWARDの「キャプテンの航空教室」が
  大好きです。今回の2008年6月号の記事です。

                 
  今回のキャプテンは「安全に目的地へ到着するために」というテーマで
  航空機燃料に関する話を書いてくださっていました。

  非常に興味深く、おもしろく読みました。

  羽田、大阪間のボーイング737型機の数値での紹介だったので、
  客室乗務員さんに、今乗っている条件で数字が知りたいと希望を出したら、
  コックピットの機長から間接的に返事をもらいました。

  条件 6月、晴れ、日中、羽田 → 福岡 ボーイング777−200

  搭載燃料の量は、毎回、機長が飛行計画書を作成し、
  運行管理者とも協議をして決めるそうですが、

  この日、私が乗りました便は、21000ポンド搭載。
  地上を走るときには1分間に60ポンド(35リットル)消費。

  全行程(地上を滑走し、離陸、巡航、着陸まで)の間で

  離陸から巡航高度まで上がるまでに10000ポンド使用。   着陸で1000ポンド使うので、

  残りの大半の時間は、燃料の消費を抑えるような飛び方をしているってことで

                         ホントおもしろかったです。

  ちなみにドラム缶が200リットル入るので105本分。
  ジャンボジェットより20%燃料は少なくすむそうです。

  この便では、着陸時の逆噴射もほとんど気付かないくらいスムーズで、
  生意気ですが、この機長さん、うまいかも・・・と思ってしまいました。

  この機内誌の執筆のキャプテンはボーング737の機長。
  737型機の地上走行は1分間で約15リットル、
  高度1万メートルを巡航中の場合は1分間で約50リットルを消費して
  いるということでした。
  実際の数字を使ってくださると分かりやすい♪

  私が、エコに興味があることと、
  高校生への講話などで、人間のがんばり時を表現するのに
  よくこの飛行機の話をするのです。

  次回は数字を入れて話せます。嬉しいです。
  中学生にも、小学生にも話せます!

  「SKYWARD」はJALプラザや全国の主要書店にあるそうです。

 福岡に、グリーンコープ生協の共同体の本部があります。

 14の生協が力を合わせている団体なのですが、その中の1つ、  グリーンコープ生協ふくおかに置かれている生活再生事業が、

 福岡県の委託事業になり、多重債務の相談業務が大忙し状態になっています。
 
  ▼ グリーンコープ生協ふくおか生活再生事業
      代表の陣内が、この柱の1つ 
金銭教育事業で関わっています 

  
  ▼ 多重債務で県と直接のコラボレーション
      県が直接、多重債務の相談に委託を決めたのは全国で初めてだそうです。

        ※東京都は、社会福祉協議会が委託先を選ぶ形をとっているそうなので

 4月後半、福岡県知事の定例記者会見やNHKのテレビで放送されたために、

    この相談コーナーに、1週間で500件の電話相談が寄せられたということでした。

 相談をしてこられるのは、困っている方です。そうならないために、

 生協の組合員を対象に家計や暮らし方を見直す提案活動を行う

 ワーカーズが立ち上がりました。名前は家計とくらしのワーカーズ円縁(えんえん)
 
 5月8日、盛大に手作りのとってもいい設立総会がありました。

    円縁は、家計簿を見てアドバイスをするというスタンスではなく、
 組合員自身が、自分で家計の見直しができるようになってもらうための
 アドバイスをする方たちです。
 誰かにアドバイスをもらって動くのではなく、自分の頭で考え動けるよう
 になることが大切ですからね。

 家計簿をつける学習グループも各地に作っていくとのことで、
 わたしも家計簿の監修で関わらせていただきました。

 生活者の視点、それもとても視野の広い生協活動をしてこられている方たちの

 集まりなので、とっても期待しています。 

 夫でも妻でもいいけど、家計管理のプロが必要。

 一人で担うのではなく 夫婦でやるためには、やっぱり家計簿など

    数字が共有できるものが必要だなと改めて確認し直したところです。


 生活再生事業の相談の事例をいくつか聞きました。年収と関係ないんですよね。

 どんなひとにも起こりうるお金のトラブル関係。

 他人事と考えていてはいけないですね。

 演題 : 目指せ、感性ビジネス 女性脳の時代を生きる
 講師 : (株)感性リサーチ 黒川伊保子氏
 日時 : 2008年3月16日(日)
      フジサンケイ・大和証券グループ女性起業家ビジネスコンテスト2007
 (メールマガジン2008/3/18号に加筆)
生活に子育てに、関連ありそうかなというところをピックアップします。
 健在意識は3%、少し前、こんな数字が出ていました。
 人間は、脳の3%ほどしか使っていない・・・なんて話です。
 これ、と〜んでもないんだそうです。97%は潜在意識!
 つまり、脳の持ち主(一人ひとりの人間)が気付いていない無意識の感知、
 無意識の行動がかなりを締めているってこと。
 それから、私たちの脳には‘気分’があるんだそーですよ。
 認識回路で分けると2つで、デジタル脳とアナログ脳。
 デジタル脳とは コンピューターに近い、数値計算、損得勘定をする
 アナログ脳とは 生きる力の根底にあるセンス
 この2つは、同時同質には働かないということで、世間でいう
 【頭のいい人】は、この2つの回路のスイッチの切り替えが早い人。
    ここ、実感します。私の頭のいい人像も切り替えが早い人です。
 デジタル脳優位なデジタル気分とアナログ脳優位なアナログ気分があり、
 女性脳はアナログ気分になりやすく、男性脳はデジタル気分になりやすい。
 やっぱり、男性脳、女性脳は違っているって話を恋愛関係をからめて
 おもしろくまとめてくださっていましたが、ここではまじめに。
 男性脳を一言で表現すると、‘鈍感力’
  感じた言葉を表現することが苦手な男性脳は、
  今日のできごとや考えを整理するのに、「ぼうっとする時間が必要」
 女性脳を一言で表現すると、‘共感’
  経緯から話す。結論から話すのが不得手。
 講演中にあった事例を1つ 「男児を育てているお母さん」へ
 場面 : 汚れた靴下が置きっぱなし
 「ほら、洗濯場にもって行きなさい。それから体操服は?
  あ、そうそう、柔道着出している?
  去年の夏、水着出してなくってカビちゃってたでしょう・・もう・・」
 男性脳は、こんなに言われたら処理できません。
 次の日、また靴下が置きっぱなしになります。だから、
 男性脳のせいだから。理解して 1つずつ言うこと! 
 そして、すっごく疑問に思っていたことが解けたのですが
 昔の原油価格高騰ってトイレットペーパーの買占めがありました。
 今回の原油価格高騰ではありません。なぜ?
 これは、大衆のブレインサイクル(脳科学のアナログ期、デジタル期)
 で、説明があっていました。28年周期で世の中の気分が変わっていて、
 1999年からアナログ気分に変わっているから。
 同じ事象も大衆心理は異なっているとのこと。
 サバイバルに駆られるデジタル期〜オイルショック
 人間の尊さを信じるアナログ期〜愚痴程度
  「いつまでも化石燃料に頼れないね、ガソリン高くて困るよね」 
 本当だ〜と感動しました。
 このアナログ期、労働意欲に大きく影響があり、誰かが何かしてくれる、
 と思っているようです。大衆の脳は。困りましたなーーーー。
 まとめは「生きる力」の話でした。
 生きる力はアナログ回路系♪ 2つの力が必要!
 発見力 〜 他者に幸福を提供するために、自分にできることを探す力
 開発力 〜 一時的ではなく、まわり続ける「幸福の仕組み」を作る力
 と〜ってもおもしろかったのと、
 子どもの金銭教育はこのままアナログで通す!なんて確認して
 帰ってきたのでした。
 ぜひ、黒川さんの講演をなまで聞いてください。
 内容は男性脳、はなし方は女性脳をフルに使って?なので、
 女性は大笑い。男性向けの話でしたらまた違う内容なのでしょう。
 それも聞いてみたいです。
 報告、おわり。
以前、和歌山県のみなべ町立岩代小学校が金融教育の研究校として
梅作りをしているのを紹介しました。学校活動実践記事
校長先生から、子どもたちに了解を得て送ります、と手紙が入っていました。
カップ梅にはラベルが貼られていて
「宇宙一おいしい」なんて書いてあるものも。
  いいな〜 と思いました。
南高梅も味が付いているのが多くなりましたね。
アミノ酸やらなにやらいっぱい入っています。
みなべの町で土産探しをしても、そうでした。
わが家は、そのままが好き。
子どもたちが作った梅は、素材を大切にしたもの。
大きさもちょうどいいし、塩加減も俺好みと夫が一番喜んで食べています。
わたしは、ここの授業見学で、「衛生管理」を学びました。
食べ物を生産し、販売することの大変さを垣間見た気がします。
食べ物だけではないですが、
手に入るものへの感謝の気持ちが強くなります。
とっても嬉しかったので書いておこうと思いました。
毎年思うのが、お年玉の金額がニュースで流れたりしますが、
みなさん、何を参考にされているんだろう? です。
 
「もらいませんでした。」「お金ではあげません」
 
なんていうものも調べて欲しいなあ〜。
そしたら、無理して現金を渡さなくてはいけないとか、
相場は?と情報に振り回される大人が減るんではないかなと思います。
****メルマガ2008年1月18日号より****
 
金銭教育わがやのケース   
 「お年玉、2万円以上もらう子どもが多いんだって・・・」
 「比べても、ど〜もならんとよ」
 
わが子は、6年生になってやっと朝日小学生新聞を読み始めてくれたのですが、
1月のどの記事かに お年玉の平均値が書かれていて、
 
「お年玉、2万円以上もらう子どもが多いんだって・・・」と
大きな声が聞こえてきました。もちろん、親に聞いてもらうため。
 
私「ご親戚も多いんだろうねえ。どんな管理しているって書いてある?」
 
二男「多くが貯金とか親に渡したり、ゲームを買うって。・・・」
 
私「あなたも全部貯金したものね〜、一緒だね」 と
話を、金額から管理のほうへ、すりかえてしまいました。
 
わがやは、親戚が少なく、かつ、金額を抑えて欲しいと頼んでいるので
ほかの子どもがもらう平均値を見ると、うらやましいのです。
 
わかります。が、
 
「比べても、ど〜もならんとよ」と明るくいう私に、反論はかえりません。
 
ま、それが現実で、変えることのできない環境など、
考えてもどうもできないので、そういう時は、 
ないものねだりをしても意味がないことを話してきました。
 
ないこと、少ないことがイコール「貧乏だ」という表現でしか受け止め
られないところが、まだまだわがやの子どもの課題です。
 
過去、家計相談をたくさん受けてきました。
年収の差、持っている資産の差も大きく、
社会的な地位や年収で、世の中から評価をされていると、
強く意識して生きていらっしゃる方が多いなあと感じていました。
 
それが意欲に結びつくならOKでしょうが、
「お金がない」からと、努力をする前にいろいろなことをあきらめたり、
 自分の持つ力を過小評価してしまっている人も多かったです。
 
「自己評価」を、お金の量や社会的な地位ではないところで測らせたい、
自分の中にしっかりしたものさしを持たせたいと思っていたことを、
子どもとのやり取りの中で思い出しました。
 
そして、親と同じ年収レベルで生きていけるかどうか分からない、
自分の身の丈で生きることを分かっていなければ本人が苦労する、
そんな事例を、これまたご相談でたくさん見てきているので、
 
各家庭の経済力の影響をまともに受ける消費者教育、お金の教育の難しさ
 を感じながら、子育てをしているところです。
 
身の丈にあわせた豊かさを、楽しむ感覚を持たせたいなと思っています。
★☆━★ もくじ ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
  ◇ お年玉 関連記事を見て    1月1日毎日新聞
  ◇ 【教材案内】こづかい制シミュレーション 〜 家庭用、授業用
  ◇ メルマガ登録はこちらから 
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆━★☆
■―――――――――――――――――――――――――――――――――■
■  お年玉 関連記事を見て    1月1日毎日新聞
■―――――――――――――――――――――――――――――――――■
 ▼毎日jp「お年玉:使い方教えてる? 子どもへ金融教育、わずか3割」
 「お年玉」を手にする子どもに対し金融教育を実施しているサラリーマン
 家庭は約3割に過ぎないことが、GEコンシューマー・ファイナンスの
 男性サラリーマン約500人に聞いたアンケート結果から分かった。
 という内容がありました。
   経済の仕組みやお金の大切さなどについて教える金融教育について、
   83.5%が「必要」と回答。しかし、「実践している」のは31.8%。
   実践している家庭の年収別では「1500万円以上」が50%と最も高く、
   「300万円未満」の42.9%が続いた。高収入と低収入の層で、
   資金管理の大切さなどが話題になることが多いようだ。
 これを、その家庭の主婦に聞いてみるとどんな数字になるのでしょう。
 高収入と低収入の層の方が500人の中の何割を占めていたのだろう?と
 思ったのですが、低所得者の多くのケースでは子どもにお金の教育をする
 心の余裕がない場合が多いんです。
 わたしのセミナーに来てくださる方でいえば、アンケートで収入の確認は
 しませんが、夫の収入のみ、もしくはプラスパートというのが多いので、
 調査の層でいえば真ん中でしょうか。
 「金銭教育は必要」がほぼ100%でしょう。でも、実践は31.8%以下かな。
 来てくださる方のほとんどが女性、そして全国。結果は大きく違いそうです。
 後半の 
 お金にまつわる知識を広める金融広報中央委員会は
 「お年玉をきっかけに、金融教育を家庭でも行ってほしい」としている。
 ここはわたしも同じ意見。
 子どもにいくらを任せ、選択と責任を教えるか、という機会であり
 金融機関との付き合いを教えるチャンスでもありますね。
 「特別なこづかい」をいただく、この機会を生かして欲しいものです。
  こづかい制、有効です! 自信をもっておすすめ♪
■―――――――――――――――――――――――――――――――――■
■ 【教材案内】 こづかい制シミュレーション 〜 家庭用、授業用
■  こづかい額 自由設定 可!子どもに合わせたすすめ方ができます 
■―――――――――――――――――――――――――――――――――■
家計簿の費目でいうなら
、人生ゲームのような教養娯楽費ではありません。
教育費
です。
「おうちdeこづかいゲーム」人生ゲームの前に遊んでください 
 授業なら2コマでこづかい帳が書け、やりくりの意味がわかります。
 なにより、小学校6学年で使えるのが魅力です。
 今年は、
こづかい制度は意味があるの?というご質問を受ける次の段階に
 いきたいと考えています。
 つまり、こづかい制度は子どもにお金の教育をするときの
「すばらしい教材」というのが多くの事例で実証
できているので、
 いつから、いくらから、どういう約束ではじめるのが子どもたちにとって
 いいのか、その話からはじめる年にします♪
 多くの保護者が、‘教え込む教育’は早く取り掛かられているように見え、
 ‘任せて育む教育’は積極的ではないなあと感じてしまっているのですが、
 みなさんはどう思われますか?
 子どもにお金の教育が必要だって思っているし、考えてはいらっしゃる。
 失敗させたくなーい と思うし、トラブルに巻き込まれたらイヤだし、
 大切なお金だから無駄使いをさせたくないし、
 大切だと教えた後で上手に使わせたいし・・・、っていうような、
 お金を任せるのが不安だわ〜と迷っている方にたくさん会ってきて、
 その気持ちは理解もできるのですが、
 そんないろいろ考えている間にも、子どもたちはどんどん大きくなるので、
 ゆっくりはしていられないなーと思って活動を続けています。
 現金で任せるのが不安だったら、
 ぜひ、シミュレーションゲームで子どもの力を確認してくださいね!
  ▼ 親子で、グループでと 学び方、使い方はいろいろ 
  おうちdeこづかいゲーム 遊び方
   学校教材としても使えます
 
■編集後記■
 今年は、「消費」を意思表示という気持ちでしっかり考え、行動しようと
 思っています。
 物やサービスをお金を出して購入するというのは、「応援」でもあります。
 いいものを作ってくれていますね、ありがとう!という気持ちや
 もっとがんばって欲しい!!、とエール送る気持ち、
 そして、このままではダメよ、という「選ばない」メッセージ。
 一人ひとりに意思表示をするチャンスがたくさんあることを
 子どもたちの金銭教育、経済教育にも入れていきたいと思っています。
 今度、子どもたちと会うのは1月12日。滋賀県からのスタートです。
 今年は、各地を回ることが増えそうです。
 みなさんと、お目にかかれると嬉しいでーす♪
 次回の発行は、金銭教育Q&Aシリーズです。では、火曜日に ♪     
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今週は年の初めで、2008年の金運にしてもらっています。
金運はいかに? サイトはこちら
金運に限らず、どんな一年になるのでしょうか・・・。
これまで、子どもが小学生なので、仕事内容を制限してきました。
今年、子どもは中学生。がんばり時だという声が聞こえてきます。
まず、新年の仕事は金銭教育のQ&A、こづかいQ&Aの冊子作り。
そして、幼児向けのこづかい帳制作。
ワークを学校の先生たちにお見せする機会も増えそうですし、
高校生向け、多重債務者向けと、幅広いコンテンツをそろえる年になりそうです。
ワークが増えてしまったので、それぞれにインストラクター認定制度を設定し、
スキルレベルで仕事のご依頼を積極的にお受けする段階に入ったと考えています。
仕事山積みで新しい年になってしまいましたが、希望がいっぱいです♪
LD,ADHD,高機能自閉症への教育的対応
  ―東京都立中野養護学校のセンター化機能の実際
   近隣の小中学校への研修支援 (単行本) 山口 幸一郎 (編集)
という本を読みながら、
金銭理解、金銭管理や就労で
しっかり関わっていきたいなと思っているところ。
(マネーじゅく倶楽部MLへ投稿をこちらにも)
お金の教育とどうつながるの?と思われる方も
いらっしゃると思います。
関心を持っていただきたい点として、
・何らかの発達障がいの特徴を持つかなと思われる子どもたちが
 小学校で6%を超えていそうだということ
・子どもたちへの特別支援教育は遅れている(関わる人が少ない?)こと
・一人ひとりを大切にした特別支援教育は教育の原点であること
・金銭教育は、一人ひとりにあわせる教育であるというところが
 特別支援教育の指導法からフィードバックできるはずだということ
・このまま特別支援教育といい、特別な教育と位置づけないで
 どの子どもも受けられるような教育の根本的なあり方を考えるべき
・就業が困難な今の20代〜の大人が、適切な教育を受けてきていないこと
そういうことが、本から見えてきました。
マネーじゅくのワークショップにも、
たぶん、発達障がいだろうなあと思える特徴を持つ子どもたちが
参加してきます。
ほとんどは、事前にご相談はありません。
ゲームをやりだしてリーダーがあれ?と思い、気付く、
そんな状況です。
だから、理解が必要であり、
わたしは、
特別支援教育に教育の原点があると
見たのですが、
もっと大人みんなが関心を持つべきことだと思っています。
本の中に
、「ソーシャルスキル」
という言葉が出てきます。
日常生活、社会生活を支える力ですが、
これはどの子も身に付けなくてはいけないもので
本には
個別評価集計表
が載っているのですが、
1 日常生活技能  8項目
2 社会生活技能 28項目
3 社会生活における行動特徴 14項目
4 職場実習における評価  5項目
であらわされていて、
2の中に一般理解の項目として
・読み書き能力 (評価の場は作業)
・数の理解 (評価の場は作業)
・金銭理解 (評価の場は日常生活)
・金銭管理 (評価の場は日常生活)
・時間の概念 (評価の場は日常生活)
・意思表示 (評価の場は日常生活)
3の中にも自己指向性という項目に
・勤労意欲 (評価の場は日常生活)
というのがあり、
・金銭理解(評価の場は日常生活)←作業として訓練ができる
・金銭管理(評価の場は日常生活)←作業として一部、訓練ができるかも
と思います。
そしてわたしに求められているのは、(勝手にそう思っているのですが:笑)
・勤労意欲に結びつける何か、ここを
お金にからめて考えていかなくては、と潜在意識に
たたき込んでいるところです。
まずは理解からのスタート。
大人の理解が進むことを願っています。
12月1日 大阪経済大学にて 

NPOメッセin関西2007〜分野、セクター、国境を越え、社会デザインの可能性を探る

 
1日目だけの参加でしたが、非常に有益な時間を過ごしました。
 
 現在は、あらゆる面での格差が大きくなっている。
 社会のありようを探る共生事業、
 くらしを支えあう金融を共に考えたい
 
という挨拶からスタート。
 
第一部は
ウマイ・クルスムさん[Ms.Ummay Qulsum](グラミン銀行 副総支配人)
の基調講演。
たくさんのスライドでの説明は分かりやすく、
日本の金融とは違う、金融が社会運動そのものなのだと
その意義を確認しました。
 
マネーゲームを行っている人もいるけど、
本当の金融とはこうあるべきなのではないか、
このグラミンバンクモデルが世界110カ国に広がっていることも聞き、
暖かい気持ちになり
 
子どもに共生のための金融を堂々と、しっかりと伝えていこうという気になった講演会でした。
 
第二部は2つのセミナーが同時に行われ、
 
グラミン銀行手法を社会に活かす 多重債務なき社会へのアプローチを探る
 
に参加し、こちらでも世界の消費者金融の現状を知るなど有意義でした。
 
私たちの国で金融が生活再建にどう役立つかを考える時期であり、
社会に向かって発言をしましょう!と言うことで終わり。
 
今後のキーワードは銀行。
銀行の個人融資が、消費者金融モデルのほうへ向くのか、
グラミン銀行モデルの方向へ向かうのか。
 
前者なら、銀行に個人が泣かされる世の中になる・・・
 
銀行の動きをしっかりと見ていきたいと思いました。
 
金銭教育を行う私には、視野を広げ子どもに何を伝えるべきかが確認できた
有意義な時間でした。 すばらしい会でした。

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マネーじゅくは、お金に関する生涯学習プログラムを提供し 社会貢献を目指す社会起業家の集まりです。わたしたちは、個々人の特性を生かしながらオリジナル教材を使い、地域に合わせたお金の教育活動をおこなっています。

生きる力 を お金、経済の視点からアプローチ。幼児期の子どもたちから大人まで広く奥の深い「お金の教育」を研究、提案、実践しています。

「金銭管理教育」「金融経済教育」「消費者教育」「キャリア教育」「特別支援教育」「家計管理」などの分野をプロデュースしたコンテンツを持ちます。
得意なことは学習ゲームを教材にしたワークショップ。
オリジナルプログラムは各方面から評価をいただいています。